2021.05.08
両腕に巻くだけ!?動かない手ぬトレとは?【簡単手ぬトレ#13】
オフィスワークやリモートワークで1日中座りっぱなし。さらにパソコンやスマートフォンを長い時間いじっていると、姿勢は悪くなっていきます。
これらを整えるエクササイズをいくつか紹介してきましたが、なかなか生活の中に取り入れるのは難しいというのもわかります。
そこで今回は、手拭いを姿勢を整える道具のように使うエクササイズをお伝えします。
つけておくだけでOKな肩甲骨エクササイズ
背筋が丸まってくると多いのが、肩甲骨が開いて前方に出て、身体の内側に巻いてしまう『巻き肩』という状態。この状態が続くと、首が前に出てしまったり、猫背になったりといいことがありません。
整えるためには肩甲骨を寄せてあげるのが近道なのですが、なかなか意識するのも難しいでしょう。
そこで手拭いを使い、勝手に寄せられる状態を作ってあげましょう。
縛ってつけるだけ!手ぬホールド
■まずは動画で動きをチェック!
■簡単手ぬトレ解説
(1)手拭いを2本用意する
(2)手拭いそれぞれの端っこ同士を結んで1つの輪を作る
(3)後ろ手にして、両手に手拭いを引っ掛ける
(4)手拭いを肘の上の位置まで持っていき、そのままキープ。維持したまま別の作業などを行なってみよう
維持したまま普段の作業をどうぞ
後ろ手に通した後は、特に制限はありませんので、自分が耐えられる限り続けてみてください。腕が多少前に出しづらくなりますが、姿勢が正されているのを感じられるはずです。
手拭いが腕に食い込むほど強く引っ張らないように注意しましょう。また、2本では腕が前に来なかったり、きつかったりした場合は3本に増やすといいですよ。
千葉 絵美(ちば・えみ)
ピラティスインストラクター・株式会社studio-emi 代表 一般社団法人手ぬトレ協会代表理事
銀座に構える女性専用スタジオ「studio-emi」を中心にピラティスの普及活動を行う。 また、ピラティスを土台にし、心も体も、強く・美しくなるエクササイズ法も研究中。今回紹介する「手ぬトレ®︎」は各種雑誌・メディア・YouTubeにて展開中。