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2020.11.14

洋服の適正な数はいくつ?適正数の把握で片づけがラクになる!

kencom公式:ライフオーガナイザー® ・門傳奈々

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家で過ごす時間が増えて、洋服を整理する方も増えています。しかし、いざ洋服の整理をしようと思い立っても「数が多くて全部整理できなかった…」となってしまう方も多いのではないでしょうか?

筆者も片づけの仕事を始める前は、たくさんの洋服を保有していて整理するのが大変でした。「いつか着るかもしれないから」「高額だったから」「痩せたら着られる」など、捨てられない言い訳ばかりしていたように感じます。

片づけの仕事に就き、現場経験を踏むなかで、洋服は人によって持ち数に適正な数があるのではないかと思うようになりました。適正数を決めて洋服の数を精査していくと、毎日の暮らしがぐんとラクになることは間違いありません。

洋服が増えてしまう要因は?

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毎年のトレンドに応じて洋服のデザインは変化し続けています。その変化に応じて洋服を購入していては、洋服の数は増えるばかりです。「ひとつ買ったらひとつ手放す」などのルールを決めて、洋服が増えすぎるのを食い止めるようにしましょう。

また、流行りのデザインを追ってばかりではなく、どの時代にも合うベーシックなデザインのものを着回す工夫も必要です。洋服はベーシックなものを、アクセサリーやバッグ、靴などの装飾品で流行を取り入れる…というのも一つの方法でしょう。

洋服を整理することで得られるメリットとは?

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たくさんの洋服を持っていると、その分「今日はどの洋服を着ようか」と迷う時間も増えてしまいます。また、たくさんの洋服があると、上下の組み合わせも何通りも考えられるので、コーディネートを決めるのにも時間がかかってしまいます。

洋服を整理して厳選した数だけを持っていると、手元にある洋服を大切にする気持ちが生まれます。そして、少ない数の中での洋服選びになるので、迷う時間も減り時短になります。毎朝の身支度にかかる時間が短くなるので、朝の忙しさが少し軽減されるでしょう。

洋服の適正数はどう決める?

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それでは、自分にあった洋服の数、自分の適正数はどのようにして決めていけば良いのでしょう。それは、ライフスタイルに合わせて決めていくこと!まずは、1週間分の洋服の数を考えていきます。

1週間分のコーディネートを「毎日異なる」「かぶりOK」で考えてみる

1週間分のコーディネートを「毎日異なる」「かぶりOK」で考えてみる

A:平日に毎日違うトップスを着たい場合

平日に毎日違う洋服を着たい方は、平日分だけでトップス5着、ボトムス5着が必要ですね。(トップス、ボトムスをそれぞれ1着減らして代わりにワンピースを入れても良いでしょう)休日のコーディネートも日によって変えるのであれば、休日用でトップス2着、ボトムス2着が必要になります。

B:毎日違うトップスを着なくても大丈夫な場合

平日に毎日違う洋服を着る必要がないという方は、トップスとボトムスを各3着ずつで着まわします。

では実際に自分にはどちらのパターンが合っているのか…上記2パターンを2週間分準備します。ひと月のすべてを異なる洋服で過ごすこともないでしょうから、2週間分全て違うコーディネートにして、それを月の後半も繰り返して着てみてください。

「着ない洋服」の存在があれば、持ち数が多すぎる証拠です。反対に「洋服が足りない」と感じたら、洋服の数をもう少し増やしてみると良いでしょう。

クローゼットに収める洋服の適正数

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ぎゅうぎゅうに詰まったクローゼットから毎朝洋服を引っ張り出していませんか。そんな方には「よく着る洋服だけ」をクローゼットの取り出しやすいところに収納することをおすすめします。

あまり着ない洋服、セレモニー向けの洋服、季節外の服、サイズアウトした洋服などは、棚の上の方などの取り出しにくい場所にしまっておいても大丈夫です。まずは、よく着る洋服だけを取り出しやすく戻しやすい場所に収納しましょう。目安は8割収納です。多少空間を残した収納の方が取り出しやすさと整理しやすさが叶います。

整理が済んだらコーディネートを「つくりおき」しておくと◎

カードリングと単語カードを使い、曜日ごとにコーディネートを「つくりおき」しておくと朝の時短に。

カードリングと単語カードを使い、曜日ごとにコーディネートを「つくりおき」しておくと朝の時短に。

取り出しやすく整理・収納したあとは、上下のコーディネートを一緒に収納しておくのもおすすめです。コーディネートを「つくりおき」しておくことで、朝の支度が格段に早くなって、時短になります。つくりおきしたコーディネートは、ハンガーごとセットにしておくと良いでしょう。写真のようなカードリングと単語カード使いもぜひ参考にしてみてください。

コロナ禍における洋服の持ち方

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上記の方法は、毎日出勤する場合や毎日出かける場所がある方には参考になりますが、このコロナ禍での生活においてはやや現実感にかけるかもしれません。

テレワークが増えて出勤する機会や外出する機会が減った方は、洋服の数はもっと少なくて良いでしょう。また、会社で仕事するときの洋服と、自宅で仕事をする際に着る洋服では素材感も違ってくるので、洋服選びから変わります。そのため、デザインはきちんと見えながら、素材は伸縮性のあるもの、着心地が良いものを選ぶと良いでしょう。

自分に似合う洋服の見つけ方

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洋服の整理が終わった後は、今後の洋服選びについて考えてみましょう。やみくもに洋服を買ってしまう方の中には「自分に似合う洋服がわからないから、つい流行りのものを買ってしまう」と考えている方も多いのではないでしょうか。

そんな方には、洋服選びのプロの手を借りることもおすすめです。実は洋服選びのプロには様々な形態があります。

買い物同行サービス

スタイリストとして仕事をしている方が同行し、プロ目線で洋服の買い物をアドバイスしてくれるのが「買い物同行」です。体型や髪型、髪の色、瞳、肌の色に応じて似合う洋服を総合的に判断してくれます。洋服選びのプロが同行してくれるので、買い物に無駄がありません。

骨格診断

「骨格診断」とは、持って生まれた身体の質感やラインの特徴から自分自身の体系を最もきれいに見せるデザインと素材を知ることができる方法です。下の参考ページを見て自分で調べることもできますし、骨格診断の資格保有者の方に実際に骨格を見てもらって診断してもらうこともできます。この診断で得た自分のタイプを知ることで、自分に似合う洋服の形や素材感の知識が得られ、効率的な洋服の選び方が可能になります。

私は、有資格者の方に実際に骨格を見てもらいました。自分の好みと自分に似合う洋服にズレがあったのが驚きでした。自分に似合うものが分かると、買い物に迷いや無駄が生じにくくなります。

洋服のレンタルサービスの利用

自分でどんな洋服を選んだら良いかわからない…そんな方におすすめなのが「洋服のレンタルサービス」です。毎月定額制で、スタイリストが選んだ洋服が届きます。私の友人(50代女性)も利用していますが、洋服レンタルを利用し始めてから、毎日の洋服選びに変化があって楽しい、生活が明るくなった、という感想を聞かせてくれました。今はやりのサブスクリプションを洋服選びに取り入れてみるのも良いかもしれませんね。

まずは今ある洋服の数の見直しを

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まずは、「自分が好んで着ている洋服はどれか」「着ると心地よく感じる洋服はどれか」自分の持っている洋服の中で「出番が多いものはどれか」を把握するところから始めてみましょう。

自分の好みがはっきりしてくると、次に買い物する際の洋服選びにも迷いがなくなるとともに、洋服の整理もスムーズにできるようになります。洋服の持ち数を見直して、毎日の洋服選びが楽しくなると良いですね。

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著者プロフィール

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■門傳奈々(もんでん・なな)
ライフオーガナイザー®、メンタルオーガナイザー®︎、整理収納アドバイザー1級。夫と3人の子どもがいる5人家族。夫の転勤に伴い、中東、インドなどで海外生活を送った後、日本に帰国。「片づけが苦手」だった自分の経験を生かし、だれでも簡単に整理できる収納方法を提案するため、個人宅を訪問しお片づけのお手伝いをしたり、お片づけ講座、お片づけお悩みシェア会などを開催。

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