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2020.11.07

出来るときに出来るものから。日々の暮らしと気持ちが整う7つ習慣

kencom公式:ライフオーガナイザー® ・門傳奈々

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コロナ禍での暮らしも数ヶ月が経ち、疲れが出てきている方も多いのではないでしょうか。それでなくても疲れは、日々の生活の中で気がつかないうちに溜まっていきます。

そこで本格的な忙しさを迎える年末を前に、暮らしを整えてみましょう。今回は、日々を見直し気持ちにゆとりを持つための筆者の「習慣」についてご紹介します。

暮らしが整う習慣のはじめ方 ~私のセブンルール~

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暮らしを整えることは、一朝一夕でできるものではありません。まずは、自分なりのルールを作って毎日少しずつ積み上げていくのです。

「暮らしを整えるといっても何から始めれば良いか分からない…」そんな方には、片づけから始めてみましょう。なぜなら「空間の乱れ」と「心の乱れ」は比例することが多いからです。

ポイントは「これなら必ず片づけられる」というくらい、小さなスペースを片づけることです。例えば、ペンケースや化粧ポーチ、お財布などから始め、それが出来たら、引き出しやファイル1個分などと片づけるスペースや分量を増やしていくのがおすすめです。

私自身、ライフオーガナイザーとして活動を始めて3年が過ぎましたが、お客様の暮らしや心を整えるには、自分自身の暮らしや心のコンディションを整えることも大切だと実感しています。以下でご紹介するのは、私が実践している7つの習慣です。うまくいかないもの(こと)は、他のやり方を試すなど試行錯誤を繰り返しているので、ぜひ参考にしてみてください。

ルール1:毎朝のルーティンは掃除から始める

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現在、仕事のほとんどを自宅でしていますが、仕事のスイッチが入りづらい時があります。そこで、毎朝仕事を始めるスイッチを入れるためにもルーティンを作っています。

それはデスクの上とデスクの下の床をきれいにしてから仕事を始めることです。毎日完璧に掃除することはせず、その日できる範囲できれいにします。掃除することで、気持ちもリラックスモードから仕事モードへ切り替わります。

ルール2:夕食時間、就寝時間は毎日一定に

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子どもの生活リズムを整える目的で始めたのが、夕食の時間を決めることです。

我が家は、子供3人と夫と私の5人家族。家族が多いとどうしても各自のリズムで好きに過ごしてしまうところですが、「○時に夕食」と決めておくと、各自でその時間を基準に用事を終わらせようとします。

私の場合は、だらだらと夕食を作り続けることがなくなり、短時間で集中して作るようになりました。そして子どもたちは、夕食までに宿題を終わらせようとします。就寝時間も決めておくことで、夜更かしも減りました。夜起きている時間が短いので、少しは電気代の節約にもなっていると期待しています。

ルール3:目標には具体的な数値を入れる

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「目標」というと、漠然としたものを浮かべてしまいがちですが、数値を入れて具体化されているほうが達成しやすくなります。

例えば仕事では「今月は片づけ現場○件、記事執筆は△本、講座は○回を目標にする」といった感じです。

プライベートでは「夜更かしせず早寝をしたい」と思ったら「23時には寝る」と数字を入れます。目標設定の時のポイントは、高すぎる目標は設定しないこと。「このくらいなら達成できる」と思えるような数値を設定すると達成しやすいでしょう。

ルール4:自分軸(推し)を見つける

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最近では「推し」という言葉も市民権を得ていますが、自分の好み(推し)を自覚することは大切です。

自分の好きなものがあると、疲れた時にそれを見て癒されたり、頑張ろうという活力を与えてくれるものです。また自分軸が分かっていると、自分にとって何が大切かはっきりしてきます。これは、片づけの作業においても役立ちます。

具体的には、手元にとっておくもの、手放すものの決断が早くなります。「推し」を意識することで、お金の使い方にも優先順位がはっきりしてくるので「ムダ遣いをしてしまった」ということも減り、「推し」があることで時間やお金の無駄が少なくなります。

ルール5:無理をしてでも笑顔をつくる

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人と接する機会が少なくても表情筋をよく使うことを意識しています。老化防止のためだけではありませんよ!人が意識的に口角を上げると、脳が「笑っている」と錯覚するそうです。そのため、形からでいいので笑顔を意識的に作るようにしています。

また人は、自分の発する言葉を一番よく聞いていると言われています。後ろ向きな言葉ばかりでは、気持ちもどんどん落ち込んでしまうため「私はできる!」「私は今日これを頑張った!」などと口に出すことで、自分の気持ちを持ち上げることができます。

ルール6:自分の力でどうにもならないことは悩み続けない

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人は、他の人の意識や行動を無理に変えることはできません。血が繋がった家族であっても相手を変えようとすると抵抗されてしまいますよね。「なんで○○してくれないの?」といくら思い言葉で伝えても、相手に「変わりたい」という気持ちがなければ変わることはないのです。

自分のこと以外で思い悩むことが駄目とは言いきれませんが、たくさん思い悩んだからといって解決する事柄ではないのです。自分の中のセンサーの感度を上げ、「あ、いま私は相手を自分の思い通りに変えようとしているな」と感じたら、気をつけるようにします。

例えば子どもに「思い通りに動いて欲しい」という気持ちから、つい口うるさく注意してしまうことがあります。そんな時は、口を出したくなるところをグッと堪え我慢するようにしています。

ルール7:休む日(例外日)があっても良い

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ルール1から6までを紹介してきましたが、毎日これらすべてを意識して行うのは大変です。

「あ、今日は心と体が疲れ気味だな」と感じる日は、無理をしないで休むようにしています。私はこれを「例外ルール」とよんでいます。例外ルールの日は、日記に「例外」と書き込みます。そしてゆっくりと過ごします。

実践と修正…そして自分ができるものから取り組んで

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これらの習慣は「やらなくてはならないもの」ではありません。また、他の人と比べて喜んだり落ち込んだりするものではありません。自分が実践してみて「暮らしが整うもの」、「自分が心地よくいられること」が一番です。

冒頭にもお伝えしましたが、私が自分自身で決めた7つの習慣も固定化するまでには数年かかっています。初めは自分のできること以上のことを掲げてしまい、できない自分に落ち込んだこともあります。

まずは「必ずできそう」なものから取り組んで、それができたらもう一つ新たな習慣を作ってみる。できなかったらレベルを下げてみる。その繰り返しで修正を加えながらじっくりと作り上げていきましょう。

「できるときに」「できるものから」取り組むことを意識し、まずは無理せず始めてみてくださいね。

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著者プロフィール

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■門傳奈々(もんでん・なな)
ライフオーガナイザー®、メンタルオーガナイザー®︎、整理収納アドバイザー1級。夫と3人の子どもがいる5人家族。夫の転勤に伴い、中東、インドなどで海外生活を送った後、日本に帰国。「片づけが苦手」だった自分の経験を生かし、だれでも簡単に整理できる収納方法を提案するため、個人宅を訪問しお片づけのお手伝いをしたり、お片づけ講座、お片づけお悩みシェア会などを開催。

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