2020.09.16
台湾にはきゅうりの缶詰が!?ビールに合う甘辛炒め煮【おつまみレシピ】
台湾には「脆花瓜」というきゅうりの缶詰があり、ルーローファンのお供になったり、お酒のつまみにそのまま食べたりと、常備食材としてよく見かけます。
もともと味がついており、何も食材がないときに肉と一緒に炒めるだけですぐに1品できて便利なので、台湾旅行のお土産にオススメです。ですが、残念ながら日本ではなかなか入手しにくい缶詰でもあります。
今回はその缶詰の味を、日本の「きゅうりのしょうゆ漬け」(商品名だと「きゅうりのキューちゃん」など)で再現したレシピになります。台湾風の甘辛味がビールにもよく合うおつまみになりますよ。
【材料(2人分)】
豚ひき肉 150g
きゅうりのしょうゆ漬け 100g
たまねぎ 1/2個
しいたけ 3個
卵(お好みで) 2〜3個
油 少々
A
しょうゆ 大さじ1
砂糖 大さじ1/2
作り方
1.小さめの鍋に生卵とひたひたの水を入れて中~強火にかけ、7分茹でたら水にとり、殻をむく。
2.たまねぎとしいたけを薄切りにする。
3.フライパンに油を熱し、たまねぎとしいたけを入れて中火にかけ、たまねぎがきつね色になるまで炒める。
4.豚ひき肉、きゅうりのしょうゆ漬けの半量、Aの調味料、ゆで卵を加え、ひたひたまで水を加えて中火と弱火の間の火加減にし、蓋をして10分煮込む。
5.煮汁の量が半分以下になったら残りのきゅうりを加え、軽くかき混ぜて1分程煮たら火を止める。
※お好みで刻んだ大葉やパクチーなどを散らすとさらにおいしくなります
身体に優しい豆知識
豚肉に含まれるビタミンB1には糖質がエネルギーに変換されるのを助ける働きがあります。
きゅうりのカリカリ食感としっかりした甘辛味で、食欲が落ちている時や疲れている時にもおいしくいただける一品です。
ただ、きゅうりの醤油漬けは生のきゅうりよりカロリーも塩分も糖質量も増えます。美味しいからとついつい食べすぎないように注意しましょうね。
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著者プロフィール
■りんひろこ
料理研究家、フードコーディネーター。京都で学んだ懐石料理や、アーユルヴェーダや薬膳などの東洋の食養生の考えをもとにした美味しく簡単にできる料理を、TVや雑誌などで提案。著書に『作りおきで毎日おいしい! NYスタイルのジャーサラダレシピ』『ジャースチームレシピ』(世界文化社)がある。