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2020.08.16

デキる大人が実践している「あえて夜やる習慣」|成功するためには「朝活」だけでは不十分だった

東洋経済オンライン

成功者に共通する効果的な夜の過ごし方とは、いったいどんなものなのでしょうか?(写真:Fast&Slow/PIXTA)

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成功者に共通する効果的な夜の過ごし方とは、いったいどんなものなのでしょうか?(写真:Fast&Slow/PIXTA)

政府がここ数年で進めてきた「働き方改革」や、新型コロナウイルスの世界的大流行により、ビジネスパーソンの働き方・生き方が変わってきている。

なかでも、自由に過ごせる夜の時間が増えているのは、特筆すべきことだ。ところが、この新しく生まれた「夜時間」をどう過ごせばいいのか、戸惑っている人が多いという。

夜時間を活用することで“世界一の男”をプロデュースしている、『結果を出し続ける人が夜やること』(あさ出版)の著者である後藤勇人氏が、より効果的な夜の活用法・過ごし方を解説する。

結果を出し続けている人に共通する点

これまで数々のいわゆる成功者と呼ばれている方、結果を出し続けている方にお会いしてきました。普段どのような時間の使い方をしているのか、お話を聞くと、多くの人が「朝」の時間をとても大事にされていました。

最も集中力が高まり、静かに誰にも邪魔されずに過ごすことができる「朝」だからこそ、さまざまな考えごと、仕事、取り組みがうまくいくからと。「朝」がいかに大事であるかは、世にたくさんの「朝時間の活用本」が出ていることからも、多くの方がご存じでしょう。

ところが、より詳しくお話を聞いてみると、あえて「夜」に取り組んでいることがあるとわかりました。実際、世界のトップリーダーといわれる人の中にも、「夜はやりたいことがたくさんあるから、できるかぎり予定を入れない」という人が少なくありません。

夜の時間を意識して活用できるかどうか。それが、これからの人生を形づくることは明らかといっていいでしょう。

あなたは夕食前にお風呂に入りますか。それとも、夕食後にお風呂に入りますか。

どちらでもいいのではないか、と思うかもしれません。ですが、結構重要なのです。

私の周りの結果を出し続けている人たちは、会食などがなく家で夜過ごすことができる日は夕食前にお風呂に入っています。それも、できるかぎりシャワーではなく、湯船につかっています。

湯船につかると「ふうっ」と息が漏れるほど、身体のこわばりが取れていくのを感じる人は多いでしょう。仕事をしたり、人と会ったり、オフィシャルな場に出ると、無意識のうちに筋肉に力が入ります。無意識に力が入っているので、自分では気づかないことがほとんどですが、その繰り返しで体の奥まで疲れがたまっています。この疲れを芯からとることができるのがお風呂(湯船)なのです。

疲れをとることで、身体が持つ本来の感覚が戻り、その後の夜時間の効果も高まります。お風呂に入る時間は早いに越したことはないのです。

素の自分になって未来を妄想する

お風呂は1日の疲れを癒す大事な時間であるとともに、自分の未来をつくる時間でもあります。未来にどんな自分になっていたら楽しいか、理想の自分になるためにはどんなことをすればいいのか、を存分に妄想するのに適しているからです。

人は誰かと一緒にいるときよりも、一人でいるときのほうが生産性が上がるというアメリカの研究結果もあります。

また、「人間は社会的動物である」というアリストテレスの言葉があるように、人はみな、自分に与えられた役割を演じながら過ごしています。上司として、部下として、父親として、夫として、恋人として……。それぞれの役に求められる対応をしながら、1日を送っているのです。

お風呂は、すべての装いを取り去った生まれたままの姿になり、リラックスできる空間です。その中で、自分と向き合い、本音で対話をすることで、自分でも意識できていなかった想いや感情が出てきたり、前向きなアイデアが生まれたりします。

私はこの時間を「一人未来会議」「一人戦略会議」と呼んでいます。疲れが取れ、リラックスできているからこそ、自然と前向きな発想になり、時には突飛とも思える目標が生まれることもあります。

机に向かって考えていては決して出てこないようなものばかりですが、これらを未来の目標に掲げたことで、地方のヘアサロンでスタイリストをしていた私の人生は、こんなにも大きく変わり、楽しくなりました。知人もお風呂で思いついたことをきっかけに、業界トップになっています。

行き詰まっている課題、問題の解決策が生まれることもあります。あまり長い時間の入浴はオススメできませんが、新しい未来や前向きな戦略を生み出すのに有効な時間です。

朝は脳の働きが活発で集中力も高まるため、勉強は朝にしたほうがいいといわれます(睡眠不足の朝はもちろんNG)。

しかし、結果を出し続けている人たちの中には、読書はあえて夜の時間に行う人が少なくありません。それには、大きく3つの理由があります。

腰を落ち着けて本を読むべき理由

まず、脳は夜、睡眠をとっている間に、その日に取り入れた情報を整理し、必要なものを確実に定着させます。つまり、夜に集中して読むことで記憶に残りやすくなるというわけです。

次に、本には心を癒したり、ストレスを軽減したりする働きがあるため、夜に本を読むことでその日にたまった負荷を外し、ぐっすり眠ることできるようになるのです(本の種類は選ぶ必要あり)。


『結果を出し続ける人が夜やること』(あさ出版)。書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします

良質な睡眠は良質なパフォーマンスの基礎であり、記憶の定着にも欠かせません。何が何でも手に入れたい代物を、本は提供してくれるのです。

そして何より、心身ともにオフモードになった状態で本を読むことで、よりしっかりその内容を味わうことができます。せわしなく本を読んでいると、だいたいの流れは頭に入っても、紡がれている言葉の意味合いを味わい、その行間を読むところまでなかなかできません。

本には、何かを成し遂げた人が経験したこと、学んだことが詰まっています。夜という時間に、リラックスした状態で腰を落ち着けて読むことで、ただのノウハウを知りうるだけでなく、人生の叡智を手に入れることができるのです。実際、結果を出している人ほど、本を活用し、人生を好転させています。

ほかにも、夜だからできること、夜にやるから効果が高まることはたくさんあります。

夜は、よりよい明日、そして未来を導くための準備の時間でもあり、心も身体もしっかり休ませる時間でもあります。また、人と人との付き合いを深めやすい時間でもあります。

さっそく今夜から「夜時間」を活用してください。夜時間を活用するからこそ、明日が充実したものになり、その積み重ねで人生は形成されていくのです。

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後藤 勇人:ブランディングプロデューサー

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