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2020.08.16

夏だからと油断するなかれ!高血圧の基本を学ぶ【夏の高血圧#1】

kencom公式:ライター・緒方りえ

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暑い日が続いてますね。そんななか気をつけたいのが生活習慣病。実は、高血圧症の方もそうでない方も、真夏の血圧変動に注目しておくべきなのです。
今回は、群馬県済生会前橋病院 循環器内科の土屋寛子先生に、そんな夏の高血圧で気をつけるべきことを伺いました。
まず最初のテーマは、「血圧を変動させるものって何?」です。

土屋寛子(つちや・ひろこ)先生

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群馬県済生会前橋病院 循環器内科
2002年富山医科薬科大学(現:富山大学) 薬学部を卒業。2002年群馬大学 医学部編入。2008年群馬大学 医学部第二内科入局し、循環器内科医師として3年間勤務。2011年から現在まで群馬県済生会前橋病院にて勤務中。内科認定医。日本心血管インターベンション治療学会認定医。循環器専門医。

改めて知ろう!血圧の基本

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これらは多岐にわたる調節機序(心臓、腎臓、自律神経など)によって支配され、常に変動しているものです。

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また、自分が置かれている状況によっても血圧は簡単に変動します。ストレスを受けたり興奮すると上がり、リラックスしている時には下がるのです。

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高血圧症の予防には、習慣的な運動や身体活動の増加が有用であることが多くの研究により証明されています。
また高血圧患者においても、運動療法は血管内の機能を改善し、血圧を下げる効果が得られると言われています。

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熱中症などに注意しつつ、無理なく続けられる運動を見つける事が大切です。

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太っている人は、正常な体重の人と比べて約2~3倍、高血圧症を発症しやすいと言われています。
ただ、太っていても血圧が正常な方もいます。

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一般的にはBMIが25以上を超えると、高血圧や耐糖能異常、脂質異常症といった合併症の発生頻度が増えてきます。

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夏場に暑くて汗をかくと、電解質が身体から出て行くため血管内に水分を維持できなくなります。そのため、寒い季節と比べて血圧が下がりやすくなるでしょう。
また、暑くなると身体の中の熱を放散するために血管が拡張。血圧が下がる方向に傾きます。

逆に、寒いと血管が収縮するため血圧が上がる傾向があります。

血圧の基本を知って、セルフケアしよう

血圧は、日々の活動量や環境などによって左右されるものです。今の自分の身体の状態を知る事がとても大切なので、自宅で血圧測定ができると理想的です。
また、血圧の変動が穏やかになるような生活習慣を心がけましょう。

次回は、真夏の血圧との上手な付き合い方について掘り下げていきます。

高血圧のことをより詳しく知りたい方は下記の記事からどうぞ

著者プロフィール

■緒方りえ(おがた・りえ)
1984年群馬県生まれ。20代から看護師として活動をする傍ら、学会への論文寄稿や記事の作成なども行う。2015年独立しフリーの編集者として活動。2017年より合同会社ワリト代表社員。医療系を中心に、旅行、雑貨など幅広いジャンルでフリーライター、フリー編集者として活動中。

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