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2020.08.29

豊かな表情を取り戻す!簡単にできるマッサージ【手ぬトレ®︎ダイエット#2】

kencom公式:ピラティスインストラクター・千葉絵美

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家に閉じこもり、パソコンの画面を相手にすることばかりな生活が続くと、気がつかないうちに口角が下がったり、顔から表情が消えたようになることが。
これ、表情筋が衰えているから起こることのひとつです。衰えが進むと頬や顎のたるみにつながったり、シワの原因になったりします。
まずは、手ぬコロを使ってマッサージから始めてみましょう!

表情を華やかにする、手ぬコロマッサージ

まずは手ぬコロの作り方

まずは手拭いとボールを使って、マッサージ用の道具「手ぬコロ」を作ります。といっても縛るだけなのでどなたでも作れます。

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①手拭いとボールを2つ用意する。ボールはラクロスボールやテニスボールなど拳代の大きさで、適度な弾力があるものを選ぶとよい。

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②手拭いを半分に折ったら、そこで一結びで結ぶ。

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③結び目の横にボールを入れて包み、その端を結ぶ。左右とも同様に行って完成。

動画で一緒にマッサージ

※下記は動画で紹介しているマッサージの詳細になります。

手ぬコロ頬肉マッサージ

では早速作った手ぬコロで頬のお肉にある筋肉「咬筋」をマッサージして解していきましょう。
咬筋は何かを噛む時に、下顎を引っ張り上げる働きをする筋肉です。ここが固まってくると、うまく笑ったり、顔の筋肉を動かしたりし難くなります。
軽い刺激でも十分解せるので、やってみましょう。

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①鼻の下のくぼみ、人中に真ん中の結び目がくるように顔に当て、ボールが入っている部分を頬に当てる。

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②掌でボールを頬に押し込むように力を入れたら、軽く円を描くように動かす。10秒程度行う。

手ぬコロ頭筋マッサージ

次に解すのは頭の筋肉です。顔の筋肉につながる頭の筋肉は動かす機会も少ないので固まりやすいもの。ここが固くなると、顔のたるみにも直結します。
主に解すのは頭にある前頭筋、後頭筋、側頭筋の3つです。ここを解すことで、より表情を動かしやすくなりますよ。

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①頭に手ぬコロを当てたら、下へ強めに弾きながら、グリグリと頭全体に行き渡るように動かす。10〜30秒、自分が気持ちよく感じる範囲で行う。

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②こめかみに手ぬコロのボール部分を当てたら、いた気持ちいい程度に押しながらグリグリと動かす。10〜30秒、自分が気持ちよく感じる範囲で行う。

毎日気持ちよく解して良い笑顔に!

顔のマッサージも頭のマッサージも特別な技術も入りませんし、行うことでスッキリとして良い気分転換になります。
寝起きや食後の休憩中などの手が空いているタイミングはもちろん、仕事と仕事の合間で気持ちを切り替える際に行ってみても良いと思います。
毎日気持ちいい範囲で行っていけば、顔の筋肉も動きやすくなりますよ。

著者プロフィール

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千葉絵美(ちば・えみ)
ピラティスインストラクター・株式会社studio-emi 代表 一般社団法人手ぬトレ協会代表理事
銀座に構える女性専用スタジオ「studio-emi」を中心にピラティスの普及活動を行う。 また、ピラティスを土台にし、心も体も、強く・美しくなるエクササイズ法も研究中。今回紹 介する「手ぬトレ®︎」は各種雑誌・メディア・YouTubeにて展開中。

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