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2020.07.22

はちみつを混ぜるだけ!低糖質でヘルシーな豆乳ヨーグルト【発酵レシピ】

kencom公式:料理研究家・りんひろこ

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豆乳でヨーグルトが作れるってご存じでしたか?
実は、豆乳にはちみつを加えて常温に置いておくだけで、はちみつに含まれる酵素で豆乳が乳酸発酵しヨーグルト状になります。

気温の高い今の時期であれば、比較的簡単に手作りできる発酵食品です。無調整豆乳なら牛乳よりカロリーも糖質も低いので、ダイエット中の方にもおすすめです。

【材料(1人分)】

豆乳 100ml
はちみつ 大さじ1/2強

作り方

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1.タッパーなどの容器に熱湯を注ぎ、1~2分置いてからお湯を捨て、清潔な布巾かペーパータオルでしっかりと水気を拭きとっておく。(熱湯消毒)

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2.1の容器に豆乳とはちみつを加えて、清潔なスプーンでよくかき混ぜる。
※スプーンの雑菌も入りやすいので、スプーンも容器と一緒に熱湯消毒するとよい
※はちみつが固まってしまっているような古いものだとうまく固まらないことがあるので、できるだけ新鮮なはちみつを使うのがベター

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3.蓋をして1日半~2日常温に置いておく。
※気温が28℃であれば7~8時間(一晩)で出来上がります。気温は20~28℃くらいが作りやすいです。気温が低い場合は発酵しにくく、28℃以上の場合は乳酸菌以外の雑菌が繁殖しやすいので注意を。(クーラーなどで気温調整している場合はもう少し長くかかる場合があります)
※固まったらできるだけ早めに冷蔵庫に入れて過発酵になりすぎないように注意

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4.発酵が進みヨーグルト状になったら、冷蔵庫で冷やして完成。
※固まったらできるだけ早めに冷蔵庫に入れて過発酵になりすぎないように注意しましょう

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5.追加で作る場合
豆乳100ccに、4の状態の発酵豆乳ヨーグルト大さじ1を加えてよく混ぜ、常温で置けば完成。
1から作るよりも発酵しやすくなっているため、繰り返し作る場合はすべて食べてしまうのではなく、元だねとして利用するのがおすすめ。元だねとして利用する場合は、清潔にしておけば冷蔵庫で1週間程度保存可能。

身体に優しい豆知識

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全身の免疫細胞の多くが集まる腸の環境を整えるといわれている発酵食品は、疲れの出やすいこの時期の健康に役立ちます。
食欲のない朝でもさっぱり食べられるので、お好みのジャムやはちみつをかけたりして試してみてください。

なお、発酵が進むと酸味が強くなるので発酵が進みすぎる前に食べきりましょう。
また、表面にピンク色のもの(赤色酵母)が出てくる場合があります。それ自体は体に無害なので食べても問題はありませんが、品質が落ちるので取り除いたほうが良いでしょう。味や匂いがいつもと違って変だと感じた場合は、傷んでいる可能性があるので食べないようにしてください。

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著者プロフィール

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■りんひろこ
料理研究家、フードコーディネーター。京都で学んだ懐石料理や、アーユルヴェーダや薬膳などの東洋の食養生の考えをもとにした美味しく簡単にできる料理を、TVや雑誌などで提案。著書に『作りおきで毎日おいしい! NYスタイルのジャーサラダレシピ』『ジャースチームレシピ』(世界文化社)がある。

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