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2020.06.03

コロナ影響下のRUNで気をつけたいこと。ロックダウン中ランナーが語る

RuntripMagazine

欧米諸国に比べるとややタイミングが遅れた感がありますが、安倍首相が4月7日に新型コロナウィルスに関しての緊急事態宣言を発令し、不要不急の外出を控えるように国民に要請しました。その中で「今まで通り外に出て散歩したり、ジョギングをしたりすることは、何ら問題ありません」との発言もありました。

私が住む米国カリフォルニア州では、同様の自宅待機令が発令されてから、約1か月が経ちました。日本での『要請』よりやや強制力が強い『命令』の形をとっています。いわゆる『ロックダウン』と呼ばれる状況です。幼稚園から大学まですべての学校が休校となり、食料・医療品以外の商店が閉鎖されています。もちろん、スポーツ・ジムも営業することはできません。この自宅待機令は5月15日まで続くことがつい最近発表されました。


それでも、外を歩いたり走ったりすることは、今のところできています。パリなどでは日中に外で運動することも禁止されたそうなので、楽観視できませんが、ランニングは人々に残された娯楽であり続けています。

ランニングは体に良いだけではなく、精神的なストレスや不安を軽減してくれる効果も。感染拡大を防ぐために避けるべきとされる “密閉、密集、密接” の『3つの密』を回避して行うことができる数少ないスポーツでもあります。私はランニングが趣味で本当に救われたと思っています。毎日走っているおかけで、コロナ太りとは無縁ですし、コロナ鬱にもなりません。

だから今こそ、なるべく多くの人にランニングを楽しんでもらいたいと思います。それと同時に、今だからこそ気をつけたいこともあります。安全にランニングを楽しむためのTIPSを紹介します。

ランニングを楽しむために気をつけたいこと

1人で走ろう

感染拡大を防ぐためには、他人との接触を避けることが一番の対策です。ランニングは1人でもできるもの。グループで走ってしまうと、その最大の長所が意味を無くしてしまいます。気の合った家族や友人と一緒に走ることを楽しみにしている人も多いでしょうが、その楽しみはしばらく我慢して、せっかくですから、この際に1人で走る楽しみも見つけてはどうでしょうか。

混んでいる時間と場所は避けよう

ランナーに人気のある公園やコースはたくさんありますが、今はそのような混雑する場所は避ける方が賢明です。同じ理由で、早朝など人の少ない時間帯に走ることもオススメします。

人との距離を取ろう

米国ではソーシャル・ディスタンスと呼ばれる6フィート(1.8メートル)が安全な人と人との間の距離だとされています。スーパーマーケットのレジなどでも、この距離を保って列に並ぶようにと床にテープが貼ってあります。運動をするときは呼吸が大きくなりますので、唾や咳などの飛沫がもっと遠くに飛ぶという説もあります。

だから走るときは人との距離をさらに大きく取ることが望ましいとされています。前方から来る人とすれ違ったり、同方向で抜いたり、抜かれたりするときは、できるだけ道の端に寄るようにしましょう。

マスク着用も考えよう

マスクをして走ると呼吸が苦しくなりますので、難しいと感じる人が多いかもしれません。人との距離さえ十分に取れていれば、マスクは不要かもしれません。

それでも、もし苦し過ぎないようなら、マスク着用も考えてみてください。自分が感染しないためと言うよりも、他人を感染させないため、さらには不安感を与えないことに繋がると思います。


マスクを着けなくてはいけないと思うよりも、酸素が薄い状態で走る練習をしているのだ、と発想を変えるのもいいかもしれません。

無理はやめよう

言うまでもないことですが、体調が悪いと感じたときは体を休めましょう。健康になるためのランニングで体を壊してしまっては何にもなりません。

たとえ元気に溢れていても、走る距離や強度は普段より控えめにしましょう。今は追い込むトレーニングをするべき時期ではありません。体が極度に疲労すると、免疫力が落ちてしまいます。疲れ果てる前に走ることをやめて、明日も楽しく走るための余力を残しておくことが大切です。この状況がいつまで続くか分かりませんので、長期戦に備える必要があるからです。

楽しもう

春になりました。暑くもなく寒くもなく、本来なら外を走るのには適した気候です。私は長年南カリフォルニアに住んでいますが、今ほど青い空と澄んだ空気は見たことがありません。これほど静かな街も初めてです。私たち人類は必ずこの困難を乗り越えます。大気汚染と騒音と交通渋滞に満ちたあの懐かしい世界が戻ってくる前に、この素晴らしい環境で走ることを楽しもうではありませんか。

また、Runtripではランナー専用SNSを運営しています。アプリでは、あなたが走ったログに誰かから『Nice Run』と小さな応援が届きます。誰かと一緒に走れないこんな時期だからこそ、オンラインでランナー同士励ましあってみるのもいいかもしれません。

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記事を書いた人  角谷剛

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