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2020.05.15

【知らないと損!】 卵を1日1個食べても、心臓病のリスクは上がらない?

ダイエットプラス

栄養価が高い卵。毎日食べたいけど、コレステロールが気になる方も多いのではないでしょうか。実は、カナダの大学で毎日卵を1個食べても、心臓病のリスクに影響しないとの研究結果が発表されました。今回、管理栄養士がこの最新文献を紹介したのち、卵の魅力な栄養成分や卵を使った簡単な朝食レシピも紹介したいと思います!

最新の研究「心臓病のリスクと結びついていない1日1個の卵」の内容とは?

研究方法について

カナダのハミルトンにある集団健康研究所(The Population Health Research Institute)が行った3件の大規模国際研究のデータを使用しました。「前向き都市農村疫学(The prospective Urban Rural Epidemiology)」研究において21ヵ国146011名の卵摂取量と心血管疾患の罹患率の他、臨床試験にて血管疾患患者31,544名のデータも解析しました。

研究結果は?

「卵を週7個以上摂取する者は、週1個未満の者に比べて、血中脂質や複合アウトカム、全死亡率、主要心血管疾患と有意に関連していなかった。」と結論しました。

管理栄養士である私の見解としても、卵は栄養価が高い食品なので、1日1個の卵を食べても心臓病のリスクと結びつかないという結論は朗報だと思います。

次に、卵に含まれている嬉しい栄養成分や1個の卵を使った簡単な朝食レシピを紹介したいと思います。

卵に含まれている嬉しい栄養成分とは?

栄養素1:たんぱく質

たんぱく質は髪の毛、皮膚、筋肉、臓器、血液などを構成するため、私たちにとって必要不可欠な栄養素です。

卵1個(50g~60g)でたんぱく質が約6g~7.2gほど含まれています。また、卵1個を食べるだけで、18歳以上の男性は毎食のたんぱく質の推奨量の約30~36%、女性では約36~43%を摂取する事ができます。(日本人食事摂取基準2015年版を参照)

栄養素2:卵黄レシチン

卵黄レシチンは、リン脂質という脂質の一種で、細胞膜を形成する主な成分です。脂質が体内で代謝されるのを助ける役割をします。

栄養素3:ビオチン

ビオチンは三大栄養素である炭水化物、たんぱく質、脂質の代謝の手助けをしてくれる補酵素です。また、皮膚、髪の毛や爪の健康の維持にも深くかかわっています。

1個の卵を使った簡単な朝食レシピを2つ紹介

レシピ1:カット野菜とレンジで朝食時短!スクランブルエッグトースト

忙しい朝でも大丈夫!包丁もフライパンも使わず、電子レンジで調理するだけの簡単でおすすめの朝食です。

レシピ2:フランスパンのヨーグルトフレンチトースト

いつもと違った朝食を作りたい方には特におすすめです。ヨーグルトを加えることで、さっぱりとした味のフレンチトーストに。また、クッキングホイルをひいて焼くことで、バターを使わず脂質やカロリーを抑えることができますよ。

まとめ

1日に1個の卵を

今回、カナダで報告された最近の研究結果を紹介しつつ、卵に含まれる魅力的な栄養成分と1個の卵を使った簡単な朝食レシピを紹介しました。今までコレステロールを心配して卵を毎日食べていなかった方も、今回を機会に1日1個を限度に摂り入れてみてはいかがでしょうか。

【参考文献】
「心臓病のリスクと結びついていない1日1個の卵」(国立健康・栄養研究所)
https://www.nibiohn.go.jp/eiken/linkdediet/news/FMPro%3F-db=NEWS.fp5&-Format=detail.htm&kibanID=69401&-lay=lay&-Find.html
(アクセス日:3月19日)

「食品成分データーベース」(文部科学省)
https://fooddb.mext.go.jp/index.pl
(アクセス日:3月25日)

「日本人食事摂取基準(2015年版)」(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10904750-Kenkoukyoku-Gantaisakukenkouzoushinka/0000041955.pdf
(アクセス日:3月25日)

(著者:ウィリアムズ 早苗 (管理栄養士))

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