2020.05.18
在宅ワークの時こそ押さえておきたい1日3食の心得【自宅でパフォーマンスアップ#9】
こんにちは、パフォーマンスアップコーチのサトウ未来です。
在宅ワークになると、会社で仕事している時のようにランチタイムが決まっていないため、食事のタイミングが不規則になりがちです。
そこで今回は、在宅ワークにおける健康的な食事のとり方を3つのポイントでアドバイスしたいと思います。
食生活の乱れは健康の大敵
これまで通勤して仕事をしていると、出勤前に朝食、昼休みに昼食、仕事が終わったら夕食と、自分の意思とは関係なしに、ある程度決まった時間に食事をとる習慣ができていたと思います。
何年もかけて作り上げた習慣が昨今の在宅勤務によって崩れてしまうと、睡眠サイクルが乱れたり、仕事に集中できなかったりと、思わぬ不調を感じることがあるかもしれません。
ぜひ、普段の食事を思い浮かべながら、各ポイントを見てください。
その1:朝食は野菜たっぷり。食欲がなければ散歩などをして身体を起こそう
まず1つ目のポイントは「朝食をしっかりとる」です。
在宅ワークでは通勤が無くなった分、朝食に時間と手間をかけることができます。サラダやスムージーで野菜をたっぷりととり、卵料理や魚・肉などのタンパク質もとりましょう。
寝起きは食欲がない方もいらっしゃるかと思いますが、朝に散歩や家事をして、少しお腹が空いたタイミングで食べれば朝が苦手な人もかなり食べることができます。
朝食で普段とることが難しい栄養素をカバーしておけば、あとの食事が多少荒れてもダメージが抑えられます。
その2:夕食の時間から計算して、お昼は軽めに
2つ目のポイントは「軽めのランチ」です。
オフィスで仕事している時は、夕食までの時間があることからどうしてもたくさん食べてしまいがち。しかし朝食をしっかり食べ、夕食を早くとることができればランチにはそれほど手間をかける必要はありません。
ヨーグルトにフルーツ、おにぎりとお味噌汁など手軽な物がおすすめ。ランチを軽めに済ませることで、血糖値の上昇を抑えることができ、午後のパフォーマンスが上がったと感じる方が大半です。お腹の具合によってはナッツなどを選び、間食のようなランチをしても良いでしょう。量を軽くすることで、摂る時間が少しズレても生活リズムにほとんど支障がありません。
その3:夕食は早めに済ませて、食べ過ぎに注意
それでは最後のポイントは、「早めの夕食」です。
在宅ワークは通勤がない分、夕食を早くとることが可能です。もし仕事が終わっていなくても早めの時間に夕食を食べるようにしてみましょう。ここで一旦食事しておけば、空腹でイライラせずに残りの仕事をこなすことができます。
もし就寝前にお腹が空いて眠れない時は、温かいスープや味噌汁などを夜食に選びましょう。スナック菓子やおかずの残りなどガッツリしたものを食べてしまうと、眠りの質が落ちて翌日のパフォーマンスが低下する可能性があるのでなるべく控えてくださいね。
食生活のリズムを整えて在宅ワークでもパフォーマンスを発揮しよう
在宅ワークは、今までの食生活を改善する上でもよいチャンスになります。空いた時間を活かして今までの食生活を見直し、ご紹介した方法をチャレンジしてみてくださいね。
著者プロフィール
■サトウ未来(さとう・みく)
パフォーマンスアップコーチ。現在リモートワーカーを抱える企業向けに、パフォーマンスを高めるための集中・リラックス方法を個人ごとに最適化するメソッド「Well-being Fitプログラム」を提供。特徴は「チームで一緒に実践体験をする」「習慣化率90%以上」「ストレス値の低減」など。70社以上の企業実績を積む。