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2020.05.08

在宅ワークでも仕事がサクサク捗る3ステップとは?【自宅でパフォーマンスアップ#5】

kencom公式:パフォーマンスアップコーチ・サトウ未来

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こんにちは、パフォーマンスアップコーチのサトウ未来です。

在宅ワークだとオフィス勤務の時と比べ、思うようにタスクが消化されなかったり、仕事が捗らないと感じることが多いのではないでしょうか。

1日のリズムが変わるため、同じように仕事をしているつもりでも確実に仕事の効率は下がるケースがほとんどです。オフィスにいるとあまり体内リズム(サーカディアンリズム)を感じることはありませんが、在宅ワークは自然体でいられるために自分の調子を掴むことが非常に重要です。

今回は、「在宅ワークでも仕事が捗るコツ」を3つお伝えしたいと思います。

ステップ1:自分の仕事を3ランクに分ける

まずは仕事の種類を「ハード」「ノーマル」「ライト」のように、大変さで分けるのがおすすめです。大変さで分かりにくければ「苦手さ」でも構いません。

オフィスではそれほど仕事のランクを意識せずともこなせますが、在宅ワークでは1日の中で集中できる時とできない時の差が大きいため、はじめに仕事をランク分けする必要があります。

ステップ2:1日の中で最も集中できる時間を探す

次は1日の中で最も集中できる時間を探すこと。仕事をする際、集中度を「◎」「○」「△」「×」で1日のスケジュールの横に書いていく方法です。もちろん仕事内容に左右される部分もありますが、あのあたりは差し引いてメモしてみてください。
ちなみに在宅の場合、集中力の高い「◎」は午前中か夕食後のどちらかになる方が多いようです。これは自分のリズムが朝型か夜型によります。

自分がどちらのタイプか判断する方法として、「朝型夜型質問用紙」テストを参考にされるとよいでしょう。

ステップ3:集中できる時間帯にハードな仕事を片づける

最後は「◎」をつけた集中できる時間を可能な限りブロックし、「ハード」な仕事を行うようにすることです。

コツとしては、この時間帯をオンラインで仕事をする上司や部下、パートナーに知ってもらうことです。そうすることでその時間帯にミーティングを入れないようにしてもらい、オフラインでできる仕事内容であれば、可能な限りオフラインにされることをお勧めします。

自分のリズムを掴めば在宅ワークも快適に!

まずはこの3ステップを行うだけでも、かなり仕事が捗るようになります。さらに慣れていけば、集中力の低い時間に「ライト」な仕事やミーティングを入れるなど応用ができるようになります。

在宅ワークになると、はじめのうちは自分のリズムを掴むまで少し苦戦するかと思いますが、慣れてしまえばむしろオフィスより快適でさらに仕事が捗るはずです。ぜひこの壁を乗り越えてくださいね!

著者プロフィール

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■サトウ未来(さとう・みく)
パフォーマンスアップコーチ。現在リモートワーカーを抱える企業向けに、パフォーマンスを高めるための集中・リラックス方法を個人ごとに最適化するメソッド「Well-being Fitプログラム」を提供。特徴は「チームで一緒に実践体験をする」「習慣化率90%以上」「ストレス値の低減」など。70社以上の企業実績を積む。

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