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2020.02.21

トマトとミニトマト、抗酸化成分が多いのはどっち?【管理栄養士がジャッジ Vol.6】

kencom公式:管理栄養士・長有里子

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「トマトが赤くなると医者が青くなる」ということわざがあります。これは、“真っ赤に熟したトマトを食べると病気にならず、医者が困る”という意味。

ここまで言うのは大げさだとしても、トマトの赤い色にはたしかに健康パワーが詰まっているんですよ。

トマトの赤い色の正体は「リコピン」!

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トマトの成分で有名なのが、赤い色素成分である「リコピン」です。

リコピンは高い抗酸化力をもち、体をサビさせる活性酸素を取り除いて老化やストレス予防に効果を発揮します。このパワーは、ニンジンに含まれるベータカロテンよりも優れ、さらには、若返りビタミンともいわれるビタミンEの100倍以上にもなるという報告も(※)。

身体の変化が気になる40・50代の方に、なんとも力強い味方になってくれる成分なのです。

さて、皆さんは普段トマトを買うときどんなことを意識していますか?トマト選びのポイントは、色を意識すること。青味を帯びているトマトよりも、熟してより赤い色のトマトを選ぶと、リコピンをとりやすくなりますよ。

トマトとミニトマト、抗酸化成分が多いのはどっち?

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今では様々な種類のトマトが店頭に並んでいますが、一般的なものといえば、大玉サイズとミニトマトですよね。

実は、この両者のリコピン量には違いがあります。

リコピンは皮に多く含まれるので、同じ量で比べると、ふつうのトマトよりも皮の割合が多いミニトマトの方がリコピンは多くなります。よって、タイトルの質問「トマトとミニトマト、抗酸化成分が多いのはどっち?」の答えはミニトマトです。

おいしく!ミニトマトの栄養を効率的に摂るアレンジ料理

さて、抗酸化作用のあるリコピンは、アンチエイジングにも効果的といわれています。健康や美容のためにも、より効率よく摂り入れたいものです。そこで、ミニトマトのリコピンを効率的に摂る方法をご紹介します。

ミニトマトでカプレーゼ

リコピンは油(脂)に溶けるため、オリーブオイルやモッツァレラチーズに含まれる油脂分のおかげで、より吸収率がアップします。また、トマトが入ったサラダを食べるなら、ノンオイルではなく一般のドレッシングをかけて食べる方がオススメです。その際に、カロリーが気になる方は、ドレッシングの量に注意してください。

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ミニトマトのオムレツ

半分に切ったミニトマトをオムレツの具に。オムレツを作る際に使う油でリコピンの吸収率がアップします。

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ミニトマトのお味噌汁

ミニトマトをお味噌汁の具にしてもおいしくいただけます。食べる直前にごま油やオリーブオイルを少しプラスすれば、リコピンの吸収率がアップするだけでなく風味豊かに仕上がります。

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ミニトマトでデザートも!

この他にも、ミニトマトはデザートとしても◎。凍らせてはちみつをかければ、おいしいシャーベットに早変わり。ダイエット中の方はもちろん、ヘルシーなおやつとして試してみてはいかがでしょうか?

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日々の健康のために、またアンチエイジングのためにも、ぜひトマト生活を実践してみませんか?

▼参考文献

過去の『管理栄養士がジャッジ』はこちらからどうぞ

著者プロフィール

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■長 有里子(おさ・ゆりこ)
管理栄養士/sazukaru代表。
人気サイト「服部幸應先生の1週間ダイエットレシピ」の監修経歴、食と健康の総合ポータルサイト「イートスマート」立ち上げメンバー。サイトや書籍の栄養監修多数。現在はプレコンセプションケアにも力を入れている。

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