意外と固まる脇下を座りながら柔軟に！簡単牛の顔ポーズ【ながらヨガ#3】

普段みなさんがあまり気にしていない箇所ですが、意外に凝っているのが脇腹を含む体側。肩を回したり、腰を伸ばしたりしても体側が凝り固まっていると思ったほど効果が上がりません。
ほぐれれば、上半身の関節の可動域も広がりますので、呼吸も大きくできますよ。
早速やっていきましょう！

本来の牛の顔のポーズは、かなり柔軟性がないとなかなか取りにくいポーズです。ですが、簡単にしても同じようなストレッチ効果を得ることはできます。
特に体側に関しては、腕・肩の動きと合わせて伸ばすことで深く伸びますので、肩こり対策にもなりますよ。

①その場で正座、もしくは膝立ちになる。（椅子に座っている場合は姿勢を正す）

②右手を天井に向けてまっすぐに伸ばす。

③肘から右腕をおって、右手を背中に当てる。

④左手で右肘をつかむ。

⑤頭を右上に向けながら、左手を引いて右の体側を伸ばす。呼吸に合わせて、吸うときに伸ばし、吐くときに姿勢を戻す。

１呼吸ずつ繰り返し、５回程度行う。右が終わったら左も同様に行う。

身体を横に倒す際、前屈みになってしまったり、変にお尻が後ろに出過ぎないように注意しましょう。
脇の下がグーッと伸びている感じがしない場合は、前屈みかお尻が出ていて、しっかり伸ばしたいところが伸ばせていない証拠です。
左右両方伸ばすと、身体のつまりも取れて、スッキリしますよ。

■相楽のりこ（さがら　のりこ）
タレント業を経てヨガインストラクターへ。現在は渋谷区千駄ヶ谷に『TODAY SAGARA YOGA STUDIO』をオープン。初心者でも楽しめるメソッドには定評があり、ヨガのリフレッシュ効果やパフォーマンスアップ効果を多くの人に伝えている。