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2020.01.23

お腹冷えの悩みも解決!ウエストがくびれるアブプレップ【温活ピラティス#6】

kencom公式ライター:木戸恵子

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「手足は温かいのにお腹だけ冷える・・・」という人は、内臓型冷え性かもしれません。
そんな人には、内臓の機能を向上させると言われているピラティスの動き『アブプレップ』がおすすめ!

冷え対策しつつ身体を鍛えられるピラティスの動きを、モデル兼ピラティスインストラクターの鈴木サチさんに教えていただきました!

内臓型冷え性なら骨盤底筋を鍛えたい

アブプレップというエクササイズは、腹横筋と呼ばれるウエストのくびれを作る筋肉に加え、骨盤底筋(骨盤の底にあって膀胱や直腸などを支えている筋肉)を鍛えることができます。
骨盤底筋を鍛えると、骨盤の位置が安定し内臓が正しい位置に戻るため、内臓機能を向上させることができるのです。
そうすることで血流が促進されるので、お腹を始め全身の冷えを和らげることにつながります。

【やり方】

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①仰向けになり、ひざを曲げてひざとつま先が同じラインにくるように脚を置く。脚を座骨幅に広げ、腕は側面に伸ばし、手のひらは下向きに。

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②息を吸いながらあごを引く。

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③息を吐きながら腹筋を縮め、胸から上を起こす。肋骨と骨盤を近づける気持ちで、上体を肩の高さまで起こしたら、息を吐ききってキープ。

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④息を吸いながらゆっくり元のポジションに戻す。これを5~8回繰り返す。

これはNG!

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あごを上げたまま上体を起こすと首を痛める危険があるため、絶対にやめましょう。

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上体を起こすときに恥骨を上げてしまうと、腹直筋(アウターマッスル)は鍛えられますが、腹横筋(インナーマッスル)を鍛えることができません。
きれいなくびれを作るのは、腹横筋を鍛えてこそ。
ですので、恥骨はマットと平行にキープしてくださいね。

インナーマッスルを鍛えて辛い冷えを和らげよう

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厚着をしたり、温かい飲み物を飲むと一時的に身体を温めることはできますが、根本的に冷えを解決することはできません。
冷え対策には全身の血流をよくすることが大切なので、インナーマッスルを鍛えるピラティスを生活に取り入れて、冷えない身体づくりを目ざしましょう!

監修者プロフィール

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■鈴木サチ(すずき・さち)さん
10代からファッションモデルとして活躍。2015年にピラティスインストラクターの資格を取得し、モデル業と並行して都内のスタジオでレッスンを行っている。プライベートでは3児のママでもあり、 ベビーマッサージ、アロマライフスタイリスト資格を取得するなど、 ママ世代からも多くの共感を得ている。

著者プロフィール

■木戸恵子(きど・けいこ)
フリーライター。2007年から雑誌『AneCan』『Domani』『Oggi』などで執筆。 ほか、単行本やWeb媒体の執筆にも携わる。 ファッション、ライフスタイル、ヘルスケアなど、幅広いジャンルを担当。

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