腰痛も改善！簡単キャットストレッチ【温活ピラティス＃４】

身体を動かし筋肉を鍛えれば、末端にまで血液を送り込むことができ、全身の冷え解消につながります。
特に普段あまり使われない背面の筋肉は硬くなりやすいので、寒い季節こそ意識的にほぐしてやわらかく保つ必要があるんです。

冷え対策しつつ身体を鍛えられるピラティスの動きを、モデル兼ピラティスインストラクターの鈴木サチさんに教えていただきました！

寒くて身体が縮こまると、姿勢が前屈みになりがちです。
特に背面が全体的に硬くなりやすいので、猫のように身体を丸めていく『キャットストレッチ』で全身をほぐし、血流をよくしていきましょう。

目に見えない背中側を意識しながら動くと、凝り固まった背面の柔軟性を取り戻すことができると同時に、反り腰の改善にもつながって腰痛も和らぎますよ。

①四つん這いになり、両手は肩の真下、ひざは股関節の真下におく。背筋をまっすぐ伸ばし、息を吸って準備。

②息を吐きながら背中を丸めていく。

③あごを引き手でマットを押しながら、目線をおへそに向けて背骨全体を丸めていく。お腹にしっかり力を入れつつ、息を吸ってキープ。

④息を吐きながら、頭とヒップを元の位置に戻していく。

⑤丸まった胸を下ろし、スタートポジションへ。これを５～６回繰り返す。

肩がすくんでしまっているのはNG！
余計な力が入り、背骨を柔軟に動かせなくなってしまいます。

身体に負担がかかるため、首や腰を反らせるのもNG！
また、ひじは内側に入れるのではなく、少し緩めて外側に向けると正しい姿勢をつくれます。

キャットストレッチは、お腹と背中を使った運動のように見えますが、実は、腕やヒップ、もも裏まで使う全身運動。
身体を動かし柔軟さを保つことで、末端まで血の巡りがよくなり全身がみるみるうちに温まってきますよ！

股関節のエクササイズでリンパの流れをよくして、末端冷え性を改善しましょう！

■鈴木サチ（すずき・さち）さん
10代からファッションモデルとして活躍。2015年にピラティスインストラクターの資格を取得し、モデル業と並行して都内のスタジオでレッスンを行っている。プライベートでは３児のママでもあり、 ベビーマッサージ、アロマライフスタイリスト資格を取得するなど、 ママ世代からも多くの共感を得ている。

■木戸恵子（きど・けいこ）
フリーライター。2007年から雑誌『AneCan』『Domani』『Oggi』などで執筆。 ほか、単行本やWeb媒体の執筆にも携わる。 ファッション、ライフスタイル、ヘルスケアなど、幅広いジャンルを担当。

2020年1月も中旬となり、冬らしい寒い日が続いてますね。
寒くなってくると悩みがちなのが「冷え」です。
今月は冷え対策をテーマに、生活習慣の中で使えるトピックスを特集します！

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