2020.01.08
正月明けにガツンな一品!大根と鶏むね肉のガーリック醤油炒め【おつまみレシピ】
お正月も終わり、おせちやお餅にも飽きてきたこの頃。お正月料理には登場しない、ガツンとした味付けが食べたくなりませんか?
冷蔵庫に常備している方も多い鶏肉と、冬に余りがちな大根を使って簡単にできるガーリック醤油炒めはいかがでしょう。あっさりしたむね肉に絡んだしっかり味のガーリック風味はビールにぴったりです。大根に含まれる消化酵素のジアスターゼは、胃もたれや二日酔いを防いでくれますよ。
【材料(3~4人分)】
大根 7cm(300g程度)
鶏むね肉 中1枚(350g程度)
大根の葉 適量
すりおろしにんにく 1片分
油 大さじ1
片栗粉 大さじ4程度
A
酒 大さじ2
醤油 大さじ2
砂糖 大さじ1
作り方
1:大根は皮をむき6~8mm程度の厚さの半月切りにし、鶏むね肉は一口大のそぎ切りにする。大根の葉はみじん切りにする。
2:大根と鶏むね肉に片栗粉をまぶしておく。
3:フライパンで油を熱し、すりおろしにんにくを入れたらすぐに、大根を入れる。大根は重ならないように広げて入れ、中火で両面焼き色がつくまで焼く。
4:大根に焼き色がついたら一度皿に取り出すか、フライパンの片端に寄せ、空いたスペースに鶏むね肉を入れる。
5:鶏むね肉に火が通ったら、一度火を止めてAを加えて全体を混ぜ、さらに中火にかける。
6:大根の葉も加え、汁気がなくなるまで煮詰めたら完成。
身体に優しい豆知識
鶏肉の中でも脂肪が少なく高タンパクな鶏むね肉は、疲労回復効果の高いイミダゾールペプチドを含むため、疲れた胃や身体にもとてもよい食材です。
大根にはジアスターゼ、リパーゼなどの消化酵素が豊富に含まれるので、お正月明けで胃もたれ気味の胃腸にも良いでしょう。大根の辛味が苦手なお子さまがいる場合は、甘みの強い葉に近い部分を使うと家族みんなで美味しく食べられます。
また、大根の葉はβ-カロテンやカルシウム、鉄などのミネラル類、葉酸などを多く含んでいるので、捨てずにお料理に活用しましょう!
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著者プロフィール
■りんひろこ
料理研究家、フードコーディネーター。京都で学んだ懐石料理や、アーユルヴェーダや薬膳などの東洋の食養生の考えをもとにした美味しく簡単にできる料理を、TVや雑誌などで提案。著書に『作りおきで毎日おいしい! NYスタイルのジャーサラダレシピ』『ジャースチームレシピ』(世界文化社)がある。