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2020.01.03

外反母趾は治療すれば治る?【1分で学べる病気の疑問】

kencom公式:ライター・森下千佳

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医師からのコメント

外反母趾は足の親指の付け根がでっぱり、レントゲンで見た時に骨が「く」の字にまがった状態です。外反母趾が進むと足の親指が人差し指に当たって皮膚のトラブルを起こしたり、出っ張っている部分が靴にあたり、痛みが出たりします。

初期であれば、ストレッチなどで悪化を予防できますが、重症化して大きく変形した骨を元に戻すには手術を選択することもあります。
手術は、足の指の痛みや靴が履けないなどの日常生活を考慮して決めていきます。

外反母趾が原因で起こる、タコや巻き爪など改善できることは多いので、まずは医療機関に相談してみましょう。

■もっと詳しく「足病学」を知りたい方は記事をチェック

監修医師

■菊池守(きくち・まもる)先生
日本初の足の専門病院「下北沢病院」院長
大阪大学医学部卒業。国内医療機関に勤務。米国ジョージタウン大学創傷治癒センターに留学し足病学と出会う。帰国後、佐賀大学医学部附属病院形成外科診療准教授を経て現在にいたる。

著者プロフィール

■森下千佳(もりした・ちか)
お茶の水女子大学理学部卒。2000年に東海テレビ放送に入社し、主に報道記者として事件、事故を取材制作。女性ならではの目線で取材先の言葉や見過ごされがちな出来事を引き出す事を得意とする。2009年に家族の転勤で、ニューヨークに渡り4年間移住。当時日本ではなかなか手に入らなかったオーガニックのベビー商品、コスメなどを日本に届けるベンチャー起業を立ち上げに関わる。2013年帰国し翌年に女児を出産。2016年より子宮頸がん検診の啓発活動と健康教育を手掛ける一般社団法人の理事を務める。2019年よりフリーのエディターとして、主に女性と子供の健康、子育てに関する取材、発信している。

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