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2019.12.31

子供の扁平足はどう治したらいい?【1分で学べる病気の疑問】

kencom公式ライター:森下千佳

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医師からのコメント

一度シューフィッターに相談して、足に合った靴とインソールを選んであげましょう。

赤ちゃん〜小学校低学年の頃は皆さんへん平足です。運動したり、走ったり、足をたくさん使うことで、徐々に足底のアーチが形成されていきます。
足の形は遺伝的要素が高いため、両親のどちらかがへん平足の場合、子どもも同じような足である可能性が高くなりますが、そうでないのにへん平足が続く場合は、運動不足で足を使っていないか、不適切な靴を履いていた影響などが考えられます。

子供の靴は足の成長に影響するため、慎重に選ぶ必要があります。一度、きちんとシューフィーッターに相談して足にあった靴を選んであげましょう。
また、インソールを作ってあげることもお勧めします。インソールで土踏まずをしっかりと持ち上げてあげることでアーチの形成を助けます。

■もっと詳しく「足病学」を知りたい方は記事をチェック

監修医師

■菊池守(きくち・まもる)先生
日本初の足の専門病院「下北沢病院」院長
大阪大学医学部卒業。国内医療機関に勤務。米国ジョージタウン大学創傷治癒センターに留学し足病学と出会う。帰国後、佐賀大学医学部附属病院形成外科診療准教授を経て現在にいたる。

著者プロフィール

■森下千佳(もりした・ちか)
お茶の水女子大学理学部卒。2000年に東海テレビ放送に入社し、主に報道記者として事件、事故を取材制作。女性ならではの目線で取材先の言葉や見過ごされがちな出来事を引き出す事を得意とする。2009年に家族の転勤で、ニューヨークに渡り4年間移住。当時日本ではなかなか手に入らなかったオーガニックのベビー商品、コスメなどを日本に届けるベンチャー起業を立ち上げに関わる。2013年帰国し翌年に女児を出産。2016年より子宮頸がん検診の啓発活動と健康教育を手掛ける一般社団法人の理事を務める。2019年よりフリーのエディターとして、主に女性と子供の健康、子育てに関する取材、発信している。

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