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2019.12.29

老後は太っている方が認知症になりにくいの?【1分で学べる病気の疑問】

kencom公式ライター:松本まや

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医師からのコメント

中高年の方とは異なり、最近の研究では高齢者の肥満は認知症の発症リスクにならず、むしろリスクを下げるとされています。※

認知症予防の観点では、よく食べることが大切です。ただ、あまり不健康な食生活を送っていると生活習慣病のリスクが高まり、かえって認知症の危険因子になりかねないので、注意してください。

■もっと詳しく「認知症」を知りたい方は記事をチェック

監修医師

■本井ゆみ子(もとい・ゆみこ)先生
順天堂大学医学部付属 順天堂医院 認知症疾患医療センター センター長、特任教授(認知症診断・予防・治療学講座)
札幌医科大学医学部卒業。アルツハイマー病の神経病理学的研究で医学博士号を取得。2012年より現職。日本神経病理学会評議員、日本認知症学会評議員・専門医・指導医、日本神経学会認定医。

著者プロフィール

■松本まや(まつもと・まや)
フリージャーナリスト。2016年から共同通信社で記者として活躍。社会記事を中心に、地方の政治や経済を取材。2018年よりフリーに転身し、医療記事などを執筆中。