【動画でトライ！】ストレスを和らげるツボ押し術

ストレスを感じていたり、寝不足だったり、なんとなく気分が滅入っていたり…、そんな精神的な疲労にもツボ押しは役に立ちます。
イライラを解消し、頭をすっきりさせてくれるツボ『労宮（ろうきゅう）』について、前回同様、アスカ鍼灸治療院院長の福辻鋭記さんに教えていただきました。

ツボの探し方や押し方は、ぜひ動画を参考にしてくださいね！

労宮の『労』は労働、『宮』は皇宮や宮廷を意味することから、働く手の中央にあるツボのことです。
『労』には疲労や心労という意味もあり、刺激することでストレスによるイライラを沈めたり、眠気覚ましによいと言われています。
手のひらには全身につながる神経が集中しているため、神経が活性化され活力を回復できますよ！

手のひらの真ん中あたり。
人さし指と中指の間から下ろした線と生命線が交わる部分にあります。

親指をツボに当て、他の指は裏側から支えます。
手の甲に向かって息を吐きながら押し、一拍置いて息を吸いながらゆるめましょう。
痛気持ちいいと感じるくらいやや強めに押すと、神経をより活性化させることができます。
左右それぞれ７～８回ずつ繰り返してください。

イライラが治まり心が穏やかになるツボ押しは、仕事で疲れたときや緊張感のある場面でぜひ試してみてくださいね！

福辻鋭記『体が整うツボの解剖図鑑』（エクスナレッジ）

アスカ鍼灸治療院院長。日中治療医学研究会会員。
鍼灸にカイロプラクティックや整体を取り入れた独自の施術法が話題を呼び、TVに多数出演。
体の不調に限らず、ダイエットや美容、健康についても精通しており、さまざまな分野の書籍を出版。著書は60～70冊にのぼる。

■木戸恵子（きど・けいこ）
フリーライター。2007年から雑誌『AneCan』『Domani』『Oggi』などで執筆。
ほか、コスメブランドのホームページ制作や、Web媒体の執筆にも携わる。
ファッション、ライフスタイル、ヘルスケアなど、幅広いジャンルを担当。