2019.12.21
市販のロールケーキをアレンジ!チョコレートのブッシュドノエル【身体が変わる10分レシピ#120】
クリスマスになると見かける薪の形をかたどったブッシュドノエルは、クリスマスを演出する定番ケーキです。
今回は市販のロールケーキにちょっとひと手間加えて、手作りのチョコレートブッシュドノエルを作りました。材料も少なくあっという間にできるので、お子さんと一緒に作ってみてはいかがでしょう。
【材料(1本分)】
市販のロールケーキ 1本
板チョコレート 1枚
生クリーム 1パック(200ml)
砂糖 大さじ2~3程度
その他、クリスマスケーキ用の飾りなど
作り方
1:生クリームに砂糖を大さじ2~3程度加え、ハンドミキサーか泡だて器で角がたつまで泡立てる。甘さ控えめがお好みの場合は砂糖は入れなくてもOK。
最後の飾りつけ用として、泡立てた生クリームを少量取り分けておく。
2:板チョコレートは手で小さく割り、耐熱容器に入れてラップをせずに600wの電子レンジで1分40秒程度加熱して溶かす。
3:2の溶かしたチョコレートに、1の生クリームを大さじ2~3杯程度加えてよく混ぜ合わせる。
※チョコレートクリームが緩すぎる場合は、冷蔵庫でしばらく冷やすと塗りやすくなります
4:1の生クリームに3を加えて、全体がむらなくチョコレート色になるまでよく混ぜ合わせる。
5:ロールケーキは片端を4~5cmの幅で切り口がやや斜めになるように切り落としたら、上に乗せて切り株のような形にする。
6:5に4のチョコレートクリームをロールケーキの切り口以外にまんべんなく塗る。フォークを使い木の幹のように表面に筋の模様をつける。
7:お皿に移してから、1で分けておいた飾り付け用の白い生クリームを雪に見立てて盛り付け、お好みでその他のクリスマスケーキ用の飾りを飾り付ける。
クリスマスの豆知識
ブッシュドノエルは、クリスマスツリーよりも古い歴史があるといわれるフランスのクリスマスケーキです。
フランスでは何世紀も前から、クリスマスイブに果物やコナラやブナの木の薪を燃やす習慣があり、燃える薪を囲んで家族が食事をとり、その灰は厄除けと家に繁栄をもたらすものとして、家畜小屋や果樹園、畑などいろいろなところにまいたそうです。
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著者プロフィール
■りんひろこ
料理研究家、フードコーディネーター。京都で学んだ懐石料理や、アーユルヴェーダや薬膳などの東洋の食養生の考えをもとにした美味しく簡単にできる料理を、TVや雑誌などで提案。著書に『作りおきで毎日おいしい! NYスタイルのジャーサラダレシピ』『ジャースチームレシピ』(世界文化社)がある。