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2019.12.14

年末の疲れた胃腸を整える!カブと豚肉の回鍋肉風【身体が変わる10分レシピ#119】

kencom公式:料理研究家・りんひろこ

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甜面醤の甘辛い味わいが食欲をそそる回鍋肉(ホイコーロー)。豚肉とキャベツが定番ですが、冬らしさを演出するためにカブを使って作ってみました。

カブは油で炒めることでジューシーさが増すので、濃いめの味付けの回鍋肉にするとよく合います。また、豚こま肉はぎゅっと丸めて肉団子のようにするとさらに食べ応えがアップしますよ。

【材料(3~4人前)】

豚こま肉 300g
カブ 小5個(中なら3個)
片栗粉 適量(大さじ2程度)
ごま油 大さじ1/2
生姜(すりおろし) 小さじ1


甜面醤(テンメンジャン) 大さじ1
豆板醤(トウバンジャン) 小さじ1
醤油 小さじ1

作り方

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1:カブは葉と根に分けて、根元の砂がついている部分は薄切りにして捨てる。葉は3cm程度に切り、根の部分は小さめの一口大に切る。

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2:豚こま肉は一口大に手で握って丸め、片栗粉をまぶす。

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3:フライパンにごま油を熱し、生姜を入れたらすぐに2の豚こま肉を入れる。表面が白っぽくなくなるまで転がして炒める。

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4:1のカブの葉と根を加えて、中火で4~5分炒める。

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5:カブに火が通ったらAの調味料を加え、よく炒め合わせてから火を止める。

身体に嬉しい豆知識

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カブの根はビタミンCや消化を助けるアミラーゼを多く含む淡色野菜で、葉の部分はビタミンCやβ-カロテンが豊富な緑黄色野菜です。一つで淡色も緑黄色野菜もとれる便利な野菜で、またビタミンB2や鉄分なども豊富に含みます。

忘年会で疲れた胃腸を助ける働きがあるので、年末の忙しい時期こそ食べたい食材です。旬のお野菜なので、炒め物はもちろん煮物や漬物などいろんな料理で使ってみてくださいね。

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著者プロフィール

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■りんひろこ
料理研究家、フードコーディネーター。京都で学んだ懐石料理や、アーユルヴェーダや薬膳などの東洋の食養生の考えをもとにした美味しく簡単にできる料理を、TVや雑誌などで提案。著書に『作りおきで毎日おいしい! NYスタイルのジャーサラダレシピ』『ジャースチームレシピ』(世界文化社)がある。

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