2019.12.07
余りがちな大根もメイン料理に!大根の甘辛ステーキ【身体が変わる10分レシピ#118】
冬になると甘みが増しておいしくなる大根。おでん用に買う方も多いと思いますが、その大きさゆえ、余りがちな野菜の代表格でもあります。
大根が冷蔵庫に眠っているときには、大根がメインになるこんなステーキはいかがでしょうか。大根の葉もあればトッピングに使うこともできます。
【材料(2~3人分)】
大根 10cm程度
片栗粉 適量
ごま油 小さじ1
小ねぎ(大根の葉でもOK) 少々
A
醤油 大さじ1と1/2
みりん 大さじ2
作り方
1:小ねぎは小口切りにする。大根は2.5cm程度の厚さに切り、皮をむく。味を染み込みやすくするために片面に十字に切り込みをいれておく。
2:耐熱皿に入れて軽くラップをし、600wの電子レンジで6分加熱する。
3:大根表面の水気をキッチンペーパーでふき取ってから、片栗粉を全体にまぶす。
4:フライパンにごま油を熱し、3の大根を切り込みが入った面を下にしていれる。両面こんがりと焼けたら蓋をして、中~弱火で5分程度焼く。
5:箸がすっと通るくらいの柔らかさになったらAの調味料を加え、汁気がなくなるまで煮詰めていき、焦げる前に火を止め皿に盛りつける。小ねぎを散らす。
※冷蔵庫で4~5日保存可能
身体に嬉しい豆知識
大根には胃腸の働きを助けるジアスターゼやアミラーゼという酵素がたくさん含まれています。ただし大根に含まれる消化酵素は熱に弱いため、これらの消化酵素を効率よく摂りたい場合には、このステーキに大根おろしをかけて食べてみるとよいですよ。
また、今回は小ねぎを使いましたが、大根の葉を代用すればβカロテンやカルシウム、ビタミンも摂ることができます。捨ててしまう方も多いようですが、美味しく食べられる部分なので捨てずに一緒に摂りましょう。
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著者プロフィール
■りんひろこ
料理研究家、フードコーディネーター。京都で学んだ懐石料理や、アーユルヴェーダや薬膳などの東洋の食養生の考えをもとにした美味しく簡単にできる料理を、TVや雑誌などで提案。著書に『作りおきで毎日おいしい! NYスタイルのジャーサラダレシピ』『ジャースチームレシピ』(世界文化社)がある。