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2019.11.23

低カロリーな和食の定番レシピ!薬味でたのしむあったか湯豆腐【身体が変わる10分レシピ#116】

kencom公式:料理研究家・りんひろこ

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寒い日には温かいものを食べて温まりたいですよね。そんな時に、さっと作れる湯豆腐は便利です。

シンプルに昆布だしで熱々に温めた豆腐は、簡単に作れるのにほっと一息つけて贅沢な気持ちになれます。何種類かの薬味で味の変化を楽しみながら食べれば、おかずにも、つまみにもなりますよ。

【材料(2~3人分)】

豆腐(絹) 2丁
昆布 10g程度(5×10センチ程度1枚)
水 1~1.5L

薬味
長ねぎ(小口切り) 1/2本
大根おろし 適量
おろし生姜 適量
鰹節 適量
ゆかり 適量
塩昆布 適量
きざみのり 適量
だし汁、もしくは醤油 適量
※その他お好みの薬味

作り方

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1:豆腐は1丁を4等分に切る。

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2:鍋に豆腐がかぶる程度の水を張り、まず昆布を入れ、その上に1の豆腐を入れて中火にかける。

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3:ふつふつと泡が浮いてきて沸騰しそうになったら昆布を引き上げ、浮いてきたあくを掬い取って捨てる。

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4:鍋に火をかけている間に、薬味をお好みで3~4種類用意する。大根おろしや鰹節、すりおろし生姜などは、汁気を吸って豆腐に絡みついてくれるものなので、必ずどれか1種類でも用意すると良い。また、お好みでだし汁か醤油を用意する。

身体に嬉しい豆知識

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豆腐は言わずと知れた良質なタンパク質を多く含む、低カロリー食品です。大豆の組織を分解して消化されにくい繊維質(おから)を除いて固めたものなので消化吸収率が高く、胃腸が弱った人や、ご高齢の方、乳幼児にも適した食材です。

また、豆腐に含まれるレシチンという不飽和脂肪酸はコレステロールを溶かし血流を良くする成分であり、脳の活性化にも役立つといわれています。

ただし豆腐はタンパク質や脂質が多いので、食べ過ぎは禁物。お肉やお魚などの主菜を食べるのと同じ感覚で、食事の量を調整しましょう。

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著者プロフィール

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■りんひろこ
料理研究家、フードコーディネーター。京都で学んだ懐石料理や、アーユルヴェーダや薬膳などの東洋の食養生の考えをもとにした美味しく簡単にできる料理を、TVや雑誌などで提案。著書に『作りおきで毎日おいしい! NYスタイルのジャーサラダレシピ』『ジャースチームレシピ』(世界文化社)がある。

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