2019.09.21
カリカリに炒めてめしあがれ。豚肉とサツマイモのテンメンジャン炒め【身体が変わる10分レシピ#107】
秋になると食卓にあがることも増えるサツマイモ。ホクホクとした食感や甘みが美味しいのですが、男性にはいまいち人気がないという話もよく聞きます。そんな時には、薄切りにしたサツマイモをカリカリに焼くと美味しくいただけますよ。
今回味付けで使った甜面醤(テンメンジャン)は独特の発酵味噌の香りがあり、豚肉と合わせれば白飯が進む一品に仕上がります。
【材料】(2人分)
豚バラ肉 200g
サツマイモ 中1本(200~250g程度)
ピーマン 3個
にんにく 1片
油 少々
片栗粉 大さじ2程度
A
甜面醤 大さじ1
酒 大さじ1
しょうゆ 大さじ1
作り方
1:サツマイモは1~2mm厚さ程度の薄切りにする。ピーマンはへたと種を取って縦に細切りにする。にんにくはスライスし、豚肉は一口大に切る。
2:フライパンに油を熱し(テフロン加工であれば豚から脂が出るので油を入れなくてもよい)、にんにくを入れてその上から豚肉を広げながら入れ、裏面がこんがりするまでいじらずにそのままにしておく。
豚肉の裏面の端に少々こんがり色がついてきたら肉をひっくり返し、再び1~2分中火でいじらずにじっくり火を入れる。
3:その間にサツマイモに片栗粉をまぶす。フライパンから2の豚肉とにんにくをいったん皿などに取り出しておく。
4:3のサツマイモをフライパンに広げて入れる(多少重なってもOK)。いじらずに中火でじっくり火を入れて、裏面にこんがり色がついてきたらひっくり返して、豚肉を戻しいれる。
5:ピーマンを加え、Aの調味料も入れてよく混ぜながら炒めたら出来上がり。
身体に嬉しい豆知識
サツマイモの食物繊維は不溶性食物繊維と言われ、水に溶けず水分を吸収して膨らむ特徴があります。便通を整え、コレステロールや老廃物などの排泄を促すなど腸のメンテナンスにうってつけの食材と言えます。
北京ダックに使うことで知られる甜麺醤は、小麦、塩、麹から作られる味噌です。サツマイモと一緒に使うことで、濃厚な味わいを楽しめますよ。
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著者プロフィール
■りんひろこ
料理研究家、フードコーディネーター。京都で学んだ懐石料理や、アーユルヴェーダや薬膳などの東洋の食養生の考えをもとにした美味しく簡単にできる料理を、TVや雑誌などで提案。著書に『作りおきで毎日おいしい! NYスタイルのジャーサラダレシピ』『ジャースチームレシピ』(世界文化社)がある。