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2019.08.09

家の中なのに⁉️意外な落とし穴「室内熱中症」に気をつけよう

kencom編集部

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ジメジメした梅雨明け後、一転して30度越えの真夏日が続いています。それとともに増えているのが熱中症です。
すでに、熱中症により救急搬送されたり、お亡くなりになった方のニュースがいくつも発表されています。
これらのケースの多くは屋外での作業中ですが、実は侮れないのが屋内での熱中症です。一体どうしてこんなことが起こるのでしょうか。

室内でも起こりうる「熱中症」に注意

熱中症とはそもそもどんな病気か

熱中症とは、どんな病気なのでしょうか。
簡単に言うと、高い温度と湿度の環境に人間の身体が適応できず、様々な症状を引き起こしてしまう病気のことです。
人間の体温、より正確に言うと深部温度は、普段37℃程度に保たれています。しかし、外部気温があまりに上昇すると体温の調節機能が正しく機能しなくなり、深部温度が高くなってしまうのです。
深部温度が41度を超えてしまうと、体内のタンパク質の変質を引き起こし、死に至るケースもあります。

熱中症は症状別に3つに分けれる

熱中症はその症状によって、Ⅰ度からⅢ度までの度合いに分けられます。軽いⅠ度の場合、めまい、手足のしびれ、吐き気程度ですが、ひどくなると、死に至ることもある怖い病気です。

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なぜ室内でも発生するのか

外部温度が原因であることを考えると、なかなか室内ではかかりにくそうですが、どうやら一筋縄にはいかないようです。
2019年7月22日〜28日の間に熱中症の疑いで救急搬送された5,664人のうち、3分の1以上である1,993人が住居内で、451人が百貨店や駅構内など屋内で発生しています。
意外に室内で発生する可能性が高いのです。さらに、亡くなるケースもあるなど命の危険にも繋がりやすいので注意が必要です。

環境省の熱中症予防情報サイトでは、熱中症になりやすい条件として、①環境、②身体、③行動の3つをあげていますが、なかでも環境面での影響が室内熱中症に大きく関わるようです。
特に、高温多湿な日に、部屋を閉め切って冷房などをつけていないと、蒸し風呂のような状態になります。
結果、体温が外にいる時よりも上昇してしまい、熱中症を発症しやすいのです。
この傾向は特に高齢者に多いよう。高齢者は加齢とともに体温調節機能が低下してくる上に、こまめに水分をとらないことが、環境省の報告書などでは指摘されています。

こまめな水分摂取と冷房の活用を

まず最初に行うとよいのは、部屋の温度・湿度を確認しつつ適度にエアコンを活用して室温管理を行うことです。
なかには勿体無がって暑さを感じるまでつけない方もいますが、早めに温度管理をした方が体調管理しやすくなります。

よく「室温は28℃」という言葉を耳にすると思いますが、これはエアコンの指定温度を28℃にするという意味ではありません。実際に温度を28℃にすることが大切になるので、もし暑い場合には設定温度を下げるようにしましょう。

そのほかにも、下記のような工夫を環境省では勧めています。

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ほかにも、水分補給が有効です。
喉の渇きを感じる前に、こまめに水分を補給することが大事です。具体的には1日あたり1.2Lは飲むようにしましょう。
忘れがちなのが、寝起きや睡眠前の水分補給です。睡眠中は寝汗によってかなりの水分量が体外に排出されます。起き抜け、寝る前にコップ1杯でいいので飲みましょう。

また、室温が高い中でアルコールを飲むと、尿の量が増えて脱水症状になりやすいという結果が出ています。同じ水分ですが、暑い時にはアルコールばかり取らないようにしましょう。
塩分の補給も重要です。塩分が足りない中水分だけを摂取しても身体に吸収されずに排泄されてしまいがちです。
汗をたくさんかいた後は塩分を含む経口補水液やスポーツドリンクなどを取るように工夫しましょう。

室内でも水分補給と気温対策を!

頭痛や立ちくらみなど軽い症状だと「少し休んでおくだけで大丈夫」と思ってしまいがちです。しかし、足りない水分を補給し室温を低下させないと思わぬ悪化を招く可能性もあります。
室内では水分補給やエアコンの利用を積極的に行い、熱中症のリスクを低下させていきましょう!

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