2019.08.10
作り置きもOKな夏野菜と鶏むねの南蛮づけ【身体が変わる10分レシピ#101】
暑くなってくると料理をするのも億劫になるもの。そんなときに役立つのが4〜5日持つ作り置きです。
今回の料理は、食欲が落ちがちな夏場でも食べやすい酸味のあるメニュー。加えて不足しがちなタンパク質をしっかりと摂ることができます。
また、夏野菜は身体を内から冷ましてくれると言われています。この料理で暑い夏を乗り切りましょう!
【材料】(2人分)
鶏むね肉 1枚(350~400g程度)
おくら 6本
茄子 1~2本
ミニトマト 6~8個
片栗粉 大さじ3
ごま油 適量
A
酢 大さじ4
しょうゆ 大さじ2
みりん 大さじ1
砂糖 大さじ2
にんにく(すりおろし) 少々
唐辛子(輪切り) 1本程度
塩 小1/2
作り方
1:鶏むね肉は5~7mm程度の薄めのそぎ切りにする。おくらはガクを除いて斜めに3等分、茄子はへたを落として横半分に切ってから1cm幅程度に切る。ミニトマトはへたをとる。
2:鶏むね肉に片栗粉をふり、全体にまぶしておく。
3:Aの漬けだれの材料を大きめの容器に合わせ、よく混ぜ合わせておく。
4:フライパンに多めのごま油(大さじ1~2程度)を熱し、片栗粉をつけた鶏むね肉を並べて入れて、中に火が入るまで両面を焼く。焼けたらすぐに先ほど作った漬けだれに入れる。
5:フライパンに油を足して(大さじ1程度)中火にかけ、野菜を全て入れて、茄子がしんなりするまで炒める。
6:炒めた野菜を漬けだれに入れ、全体にたれが絡むようによく混ぜ合わせる。
身体に嬉しい豆知識
酢には細菌の増殖を防ぐ作用があり、夏の暑い時期に食材を腐敗から守る働きが期待できます。
またクエン酸などの有機酸を多く含んでいます。食物の栄養をエネルギーに変える際に役立ち、スタミナアップや疲労回復効果があり、夏には欠かせない食材です。
鶏むね肉に含まれるイミダペプチドにも疲労回復や強い抗酸化作用が期待されます。
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著者プロフィール
■りんひろこ
料理研究家、フードコーディネーター。京都で学んだ懐石料理や、アーユルヴェーダや薬膳などの東洋の食養生の考えをもとにした美味しく簡単にできる料理を、TVや雑誌などで提案。著書に『作りおきで毎日おいしい! NYスタイルのジャーサラダレシピ』『ジャースチームレシピ』(世界文化社)がある。