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2019.07.13

優しい味わいで食物繊維とたんぱく質たっぷり!ミルクおから【身体が変わる10分レシピ#97】

KenCoM公式:料理研究家・りんひろこ

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おからは豆腐を作る際にできる、豆乳のしぼりかすですが、これ自体に栄養が豊富なことから、日本では古くから親しまれ、食卓を彩ってきた食材です。
特に煮物で使われることが多いおからですが、そのままですとややパサつきが気になる場合もあります。
そこで、牛乳を混ぜることで、文字通りクリーミーに仕上げた一品をご紹介します。

作り置きもできますので、晩餐の一品としても使えますよ。

【材料】(2〜3人分)

おから 150g 
にんじん 1本
しいたけ 3個

ごま油 大さじ1/2

牛乳 100~150cc(150ccにするとよりクリーミーに仕上がる。お好みで)

A
だし汁 150cc(だしの素小さじ1/2+水150ccでもOK)
しょうゆ 大さじ1
砂糖 大さじ1
酒 大さじ1

作り方

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1:にんじん、しいたけを薄切りにする。

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2:フライパンにごま油を熱し、にんじん、しいたけを入れてさっと炒める。そこにおからを加え、おからの水分が少し飛んでぱらっとするまで2分程度炒める。

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3:牛乳を加えてよくかき混ぜる。

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4:次にAの調味料を加えて混ぜる。

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5:水分がある程度飛ばすように炒める。水っぽさがやや残るくらいになったら出来上がり。

身体に嬉しい豆知識

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おからは和食に不足しがちなカルシウムが補えるのが魅力の一つ。また牛肉や鶏肉のグリルなどの洋食にもとても合うので、色々な食事に加えられる一品です。

作り置きした場合は、冷蔵なら4~5日、冷凍で1ヵ月の保存も可能。週末などに作り置きしておくと便利に使えますよ。

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著者プロフィール

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■りんひろこ
料理研究家、フードコーディネーター。京都で学んだ懐石料理や、アーユルヴェーダや薬膳などの東洋の食養生の考えをもとにした美味しく簡単にできる料理を、TVや雑誌などで提案。著書に『作りおきで毎日おいしい! NYスタイルのジャーサラダレシピ』『ジャースチームレシピ』(世界文化社)がある。