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2019.06.13

【美味しく食べて脂肪を燃やす♪】鶏むね肉を使ったダイエット法をご紹介

ダイエットプラス

鶏肉の中でも、鶏胸肉は低脂肪&高たんぱくのお肉だと知られています。しかし、鶏胸肉がダイエットにオススメの理由はほかにもあり、脂肪燃焼を助ける効果などもあるとか!?サラダやタンドリーチキン、作り置きなどのレシピと合わせてご紹介します。

鶏胸肉がダイエットにおすすめの理由

1.低脂肪&高たんぱく

鶏胸肉が、低脂肪で高たんぱくなお肉であることは有名ですね。ダイエット中控えたい脂肪分は少なめに、そして筋肉のもととなるたんぱく質が摂取できることから、鶏胸肉はダイエット食品の代表格ともいえるでしょう。

鶏胸肉で気をつけなければいけない点があるとすれば、それは皮。スーパーでも、鶏胸肉は皮つきで売られていることが多いですが、皮には脂質が多く含まれています。皮なしのものを購入するか、調理する際に皮を取るようにすると、より低脂肪に抑えられますよ。

また、たんぱく質は筋肉や血液を作る大切な役割があります。筋肉は基礎代謝をアップさせる重要な要素なので、質のよいたんぱく質を摂取する必要があるのです。ダイエット中こそ必要な栄養素を摂るように心がけることで、リバウンドをしにくい体質になりやすいといわれています。

ちなみに成人女性が一日に摂るべきたんぱく質の量は、50g程度が推奨されています。皮なしの鶏胸肉100gあたりのたんぱく質量は、23.3gです。鶏胸肉1枚当たりの重さがだいたい200gくらいとすると、1日に1枚の鶏胸肉を食べれば、推奨されている量の1日分のたんぱく質をとるができます。

参考:文部科学省 食品成分データベース(https://fooddb.mext.go.jp/index.pl)

2.脂肪燃焼効果も!

鶏胸肉にはビタミンB6やナイアシン、パントテン酸などのビタミンB群が豊富に含まれています。ビタミンB6には、たんぱく質の代謝を助ける働きがあります。

たんぱく質の代謝とは、たんぱく質がアミノ酸に分解され、分解されたアミノ酸が体の中で作用するというものです。

分解されたアミノ酸は、筋肉を構成する元となります。筋肉の量が増えれば、基礎代謝量も上がりますので、ダイエットには嬉しい働きですよね。たんぱく質とビタミンB6のダブル作用で、やせやすい体を作ることができるのですね!

3.お財布に優しい

いくらダイエットに効果的だと言われていても、高価な食品だとなかなか続けられないですよね。鶏胸肉はほかの部位や牛肉・豚肉と比べても、かなりリーズナブルなのが嬉しいポイント。ダイエット中でなくても、給料日前や節約したいときなどにも大活躍します。

4.調理しやすい

鶏胸肉はあっさりとしたお肉なので、どんな味付けも馴染みやすく、焼いても茹でても、揚げても美味しいです。同じ食材を食べ続けるダイエットはつらい思いをすることがありますが、いろいろなバリエーションで調理をすれば飽きずに続けられますよね。

脂肪分が少なくパサつきやすいという短所もありますが、パサつきを抑える調理法もあります。しっとりして柔らかくするテクニックを押さえれば、毎日美味しい鶏胸肉が楽しめますよ!次の章で、鶏胸肉で作る美味しいダイエットレシピをご紹介します。

鶏胸肉を美味しく調理するコツ2つ

下ごしらえに一工夫!パサつきを抑える方法

準備段階として、パサつきを抑える方法をご紹介します。調味液に漬けるだけなので、とっても簡単な方法です。用意するのは、砂糖・塩・水のみ!

砂糖と塩を水に溶かした調味液に、鶏胸肉を漬け込んでから焼くことによって、パサつきを抑えた鶏胸肉になります。

そもそも鶏胸肉がパサつきやすいのは、脂質が少ないから。しかも、加熱しているうちに水分が逃げてしまい、どんどんパサついてしまうのです。そのため、水分を逃がさないように工夫することがポイントです。

砂糖には、水を抱え込む保水効果があります。そして塩には、お肉のたんぱく質を溶かして糊状にする働きがあります。糊状になったたんぱく質が、焼いた時に表面を固めて、砂糖によって抱え込まれた水分が逃げにくくなるという原理なのです。

やわらかく仕上げるには、ゆっくり加熱することがコツ

お肉が硬くなる原因には、加熱によるたんぱく質の凝固というものがあります。これを防ぐには、ゆっくりと加熱していくことが大切です。弱火でじっくりと焼いたり、保温性の高いお鍋にお湯を沸かし、鶏胸肉を入れて火を止め、予熱でお肉に火を通したりするやり方などがありますよ。

次の章では、鶏むね肉を使ったおすすめレシピをご紹介します!

鶏胸肉で作る美味しいレシピ4選

簡単!ジップロックでサラダチキン

コンビニなどで売られているサラダチキンを自宅で作ってみましょう!調味液に漬けたお肉を、沸騰したお湯の中に入れ、火を止めて待つだけなのでとっても簡単です。お好きな野菜と混ぜて、ボリューミーなサラダにしちゃいましょう!

具だくさん豆乳味噌汁

具だくさんのお味噌汁です。野菜も鶏肉も入っているので栄養満点!豆乳の濃厚さのおかげで、普段より少な目のお味噌で満足できるかもしれませんね。

トマトとキャベツのおかずグラタン

野菜がたっぷり入った、彩り豊かなヘルシーグラタンです。手間のかかるホワイトソースも作らないので、手軽なのも嬉しいところです。パンやごはんのおかずとしてもオススメ。鶏胸肉が入っているので、野菜がメインでも食べ応え抜群ですよ。

炊飯器で簡単♪海南鶏飯

人気のシンガポールチキンライスも炊飯器で簡単に作ってみましょう。お米を研いで、調味料とお肉を炊飯器に入れるだけ。あとは炊飯器にお任せしてしまえばOK!お家の中がエスニックな香りになり、食欲をそそりますよ。

鶏むね肉のタンドリーチキン

カレーの香りが食欲をそそるタンドリーチキンです。手間がかかるイメージですが、ヨーグルトなどを使わず家庭でも作りやすく工夫されたレシピです。しっかりタレに漬け込むことで、しっとり柔らかく仕上がりますよ。多めに焼いて、作り置きおかずとして保存するのもオススメです。

鶏胸肉を食べて健康的にやせる!

今日から取り入れてみませんか?

食べる量を減らせば、当たり前のように体重は減っていきます。しかし、一時的にやせたとしても、そのような減量法は、健康面からもオススメできません。

食事制限をする前に一度、自分の食事を見直してみましょう。炭水化物が多めであれば量を減らして、その分鶏胸肉でたんぱく質を補うなど、「量」ではなく「栄養バランス」に注目することが大切です。

ダイエットがなかなか続かないという方も、美味しい食事を食べることができれば、続けられるかもしれませんよ。鶏胸肉はアレンジ方法も広く、毎日楽しくダイエットに取り組めるはずです。ぜひ、鶏胸肉のダイエットレシピにトライしてみてくださいね。

(著者:DietPlus管理栄養士 (管理栄養士))

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