2019.06.07
【6/7】そもそもロコモティブシンドロームって何?【医師Q&A】
医師からのコメント
骨や関節、筋肉、軟骨などが加齢によって衰え、「立つ」「歩く」といった移動のための運動機能が低下している状態をロコモティブシンドロームと言います。これを略して「ロコモ」と呼ばれることが多いです。
この概念は比較的新しく、2007年に日本整形外科学会が初めて提唱しました。
現在は60歳以上の方を中心にしか知名度がありませんが、実は若いうちから対策しておくべきことです。
■現代人に黄信号!将来の寝たきり対策にロコモティブシンドロームを学ぼう!
監修医師
■大江隆史(おおえ・たかし)先生
NTT東日本関東病院手術部長、東京大学整形外科非常勤講師。東京大学医学部医学科卒業後、同大学整形外科医局入局。同大学医学部附属病院整形外科医局長などを経て現職。2010年「ロコモ チャレンジ!推進協議会」の設立とともに副委員長、2014年より委員長を務め、ロコモティブシンドロームについての啓蒙を行っている。
著者プロフィール
■黒田創(くろだ・そう)
フリーライター。2005年から雑誌『ターザン』に執筆。ほか野球系メディアや健康系ムックの執筆などにも携わる。フルマラソン完走5回。ベストタイムは4時間20分。