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2019.05.25

フライパン1つで極上のとろとろ感を味わえる野菜たっぷりカポナータ【身体が変わる10分レシピ#90】

KenCoM公式:料理研究家・りんひろこ

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カポナータはシチリアの伝統料理で、白ワインに合うなすとトマトの甘酢煮です。作り置きも出来るうえに、パスタと合わせても、パンと合わせても、ピザソースとしても活用できる便利な1品。シチリアでは前菜の盛り合わせとして必ず出てくる料理です。
本来は2~30分煮込む料理なのですが、今回ご紹介するレシピはトマトケチャップを使うことで短時間で深い甘みを引き出せますよ。

【材料】(3~4人分)

トマト 中1個(200g)
なす 1本
パプリカ 1個
セロリ 1本
にんにく 1片
オリーブオイル 大さじ2

酢、トマトケチャップ、水 各大さじ2
塩 3~4つまみ

作り方

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1:トマト、なす、パプリカ、セロリを小さめの角切りにする(2cm角程度)。にんにくはスライスにする。

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2:フライパンにオリーブオイルを熱し、にんにくを入れて10秒ほど温め、香りがたったらセロリ、パプリカを先に入れて1~2分炒める。

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3:パプリカが油を吸ってつやつやになって柔らかくなってきたら、残りのトマト、なすも入れて炒め合わせる。

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4:トマトが崩れて全体に良く混ざったら、酢、トマトケチャップ、水、塩を加えてよく混ぜ合わせ、水分が少なくなるまで8~10分程度中~弱火の間くらいで煮込む。

身体に嬉しい豆知識

酢には疲労回復効果があるので、暑くなってくるこの時期に摂っておきたい食材です。
また、パプリカにはビタミンA、Cが豊富ですから、これから流行り始める夏風邪の予防にも役立ちます。
カポナータはトマトのような緑黄色野菜を始め、セロリやなすなどの野菜もしっかり摂れるので、オススメですよ。

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著者プロフィール

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■りんひろこ
料理研究家、フードコーディネーター。京都で学んだ懐石料理や、アーユルヴェーダや薬膳などの東洋の食養生の考えをもとにした美味しく簡単にできる料理を、TVや雑誌などで提案。著書に『作りおきで毎日おいしい! NYスタイルのジャーサラダレシピ』『ジャースチームレシピ』(世界文化社)がある。

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