下半身デブを撃退せよ！肩こりにも効く三日月のポーズ【ダイエットヨガ#18】

女性に多いのですが、年齢とともに下半身に脂肪がつきやすくなるようです。そんな時にオススメなのがこちらのポーズ。
股関節から太ももまでをストレッチしつつ、静的な筋トレもできるお得なポーズです。
腕をあげることで肩こり対策や二の腕の引き締めにも役立ちますよ。

体重を使って股関節を伸ばせるので、いつの間にか開脚しやすくもなります。
また、生理痛や生理不順などの女性系の不調にも向いていると言われているポーズです。このあたりが気になっている方も日々のヨガに取り入れてみるといいかもしれません。

①マットなどに四つん這いになり、つま先を立てる。

②右足を手と手の間に出す。右膝の真下に右かかとがくるようにすること。左脚は引き、つま先を寝かせる。

③右手を右膝の上に乗せ、身体を起こして骨盤を立てる。左手は下に垂らしておく。そのまま5呼吸くり返す。

※まだ伸ばせるようなら、左手を天井に触れるつもりで高くあげる。

※さらに伸ばせるなら、両手を天井につけるつもりで高く上げ、頭上で合掌する。

※両手を上げてもまだ体感的に楽であれば、さらに腰から身体をそらしていく。

④両手を右足の両側につき、お尻を左足の真上まで引く。

⑤右足を引き抜き、四つん這いに戻る。反対側も同様に行う。

下半身、特に股関節周りに力も体重もかかりやすいので、無理に伸びないように注意しましょう。あまり無理に伸ばしてしまうと痛みが残ってしまいます。
慣れてきたら指先まできっちり伸ばすイメージを持っていくと、全身の筋肉を使えていいですよ。

次回はお腹周りを側面から引き締める門のポーズ！
腸腰筋などインナーマッスルも鍛えられますよ。

■相楽のりこ（さがら　のりこ）
タレント業を経てヨガインストラクターへ。現在は渋谷区千駄ヶ谷に『TODAY SAGARA YOGA STUDIO』をオープン。初心者でも楽しめるメソッドには定評があり、ヨガのリフレッシュ効果やパフォーマンスアップ効果を多くの人に伝えている。

（取材・文／KenCoM編集部　写真／水野昭子）