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2019.03.22

腰・股関節を気持ちよく伸ばす!ひねった猫のポーズで歪み対策【ダイエットヨガ#17】

KenCoM公式:ヨガインストラクター・相楽のりこ

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ダイエットでは軽視されがちですが、腰回りには腸腰筋というインナーマッスルがあります。これは背骨と骨盤をつなぐ大事な筋肉で、ここを緩めることで股関節の可動域が広がったり、背筋を伸ばしやすくなったりと嬉しい効果がありますよ。
さらにひねりを加えることで、ダイレクトに背中や胸回りを伸ばせるので、日頃上半身を積極的に動かさない人にはピッタリです。
ぜひ、前回のポーズと一緒に朝晩に試してみてください。

腰回りを中心にスッキリと伸ばせるポーズ

力を抜きながら身体をねじることで、内臓も刺激できるポーズです。
立っていると緩めにくい腸腰筋も効果的に緩めることができますよ。また、肩こりがひどい方は、体重を使って肩甲骨を動かせるので、楽になるはずです。

動画を見ながらご一緒に

【やり方】

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①つま先を寝かせ、膝をつけた状態で四つん這いになる。

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②右手を天井にタッチするイメージで高くあげる。視線は下向きのまま。

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③息を吐きながら右手を滑らせるように身体の下にくぐらせる。なるべく奥に右手を差し入れたら右肩と右側頭部をマットにつける。

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④左手を伸ばして右手と合わせる。そのまま5呼吸繰り返す。

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※楽に行えてしまう人は、左手を耳の横を覆うように頭側に伸ばすとさらにひねりを感じられる。

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⑤左手を頭の前につく。

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⑥左手に力を入れて伸ばしながら右手を抜き、四つん這いに戻る。反対側も同様に行う。

ねじっている最中はできるだけ力を抜こう

ついねじり系のポーズをやると、力を入れてねじりたくなる方が多いですが、そうすると筋を痛めてしまう可能性があります。できるだけ力を抜き、重力の力でねじれていくのを感じましょう。
力を抜くほどに内臓まで刺激が入るようになりますよ。
肩の先よりも、腰回り・股関節のねじれを感じましょう。

次回予告

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次回は太ももや腰回りの引き締めを狙った三日月のポーズ!
女性系の不調対策にもよく使われるポーズです。

■ダイエットヨガの過去記事はこちら

■相楽さんの過去の連載はこちら

著者プロフィール

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■相楽のりこ(さがら のりこ)
タレント業を経てヨガインストラクターへ。現在は渋谷区千駄ヶ谷に『TODAY SAGARA YOGA STUDIO』をオープン。初心者でも楽しめるメソッドには定評があり、ヨガのリフレッシュ効果やパフォーマンスアップ効果を多くの人に伝えている。

(取材・文/KenCoM編集部 写真/水野昭子)

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