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2019.03.02

【3月は鶏肉でヘルシー】ひな祭りに卒業式にパパっと!ケーキ風ちらし寿司【身体が変わる10分レシピ#78】

KenCoM公式:料理研究家・りんひろこ

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ひな祭りや卒業、入学式とイベントの多い春は、自宅で簡単かつ美味しくお祝い料理が作れると便利ですよね。昔から日本ではお祝い事の定番としてちらし寿司が作られてきましたが、椎茸やかんぴょうなどの具材を煮込んだり、酢飯を作ったり、上に飾る錦糸卵を作ったりと意外と面倒だったりしますよね。そこで今回は、炒めて煮るだけの簡単鶏そぼろを混ぜ込んで作る、時短ちらし寿司をご紹介します。ケーキのように丸く仕立てて飾るので、見た目も華やかに仕上がりますよ!

【材料】(4人分)

お米 2合

鶏ひき肉 200g
卵 1個
とびっこ(いくらでもOK) 適量
スモークサーモン 6切れ
スナップエンドウ 10本程度
大葉 6枚程度

塩 少々
油 少々

A
しょうゆ 大さじ3
砂糖 大さじ3
酒 大さじ1
しょうがのすりおろし 小さじ1/3

【作り方】

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1:米は洗って炊いておく(レンジなどで温めたごはんでもOK)。卵は塩ひとつまみを加えて溶いておく。スナップエンドウは筋を取って飾り用に4~5本残し、残りは粗みじん切りにする。大葉は千切りにする。

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2:フライパンに油少々を熱し、1で溶いた卵を入れて菜箸でかき混ぜてぽろぽろの状態にしておく。

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3:2のフライパンを洗わずに、そのまま鶏ひき肉と、鶏ひき肉の下半分がひたる程度の水(100cc程度)を入れ、強火にかける。さいばしでお湯の中の鶏ひき肉をかき混ぜてそぼろ状にしたら(お湯の中でそぼろ状にするときれいなそぼろになりやすい)、Aの調味料を加え中火で煮詰めていく。

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4:スナップエンドウは飾り用のものも3に加え、一緒に煮る。飾り用のスナップエンドウは1分程度して両面とも色が鮮やかに変わったら取り出しておく。煮汁がほとんどなくなったら火を止める。

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5:18~20cmのボウルの底にキッチンペーパーを4~5枚詰めて底が上がって平らになるようにし、その上からボウルを覆うようにサランラップを敷いておく。

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6:炒り卵と鶏そぼろを半量入れ、その上からごはんを半分ほど入れる。

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7:炒り卵と鶏そぼろをまんべんなく広げてから、残りのご飯を入れて固めておく。

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8:皿に7のボウルをひっくり返しボウルとペーパーを外して、手で全体をおさえてからラップも外す。

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9:くるくる丸めたサーモンや、半分に開いたスナップエンドウ、とびっこ、千切りにした大葉を飾る。※お好みで、イクラや、海老、その他の刺身などの海鮮をのせても彩りよく美味しいですよ。

身体に嬉しい豆知識

春から初夏にかけてが旬のスナップエンドウは、色鮮やかで料理を華やかに演出してくれます。緑黄色野菜の中でもβ-カロテンやビタミンCが豊富なので、免疫力アップにも役立ちますよ。ただしビタミンCは水溶性のため、加熱時間はなるべく短めを心掛けてくださいね。

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著者プロフィール

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■りんひろこ
料理研究家、フードコーディネーター。京都で学んだ懐石料理や、アーユルヴェーダや薬膳などの東洋の食養生の考えをもとにした美味しく簡単にできる料理を、TVや雑誌などで提案。著書に『作りおきで毎日おいしい! NYスタイルのジャーサラダレシピ』『ジャースチームレシピ』(世界文化社)がある。

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