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2019.02.15

肩甲骨を緩めて褐色脂肪細胞を刺激するポーズ【ダイエットヨガ#13】

KenCoM公式:ヨガインストラクター・相楽のりこ

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お仕事中気になるのが、肩こりではないでしょうか? 知らないうちに猫背になっていたり、長時間同じ姿勢をとり続けているとだんだんとこわばってくるのを感じる方も多いでしょう。
肩を回したりしてこわばりを取るのもいいですが、せっかくですからダイエットにも効かせられるこのポーズを試しませんか?

肩甲骨の下側にあって脂肪燃焼を助けると言われている『褐色脂肪細胞』を刺激することもできますよ。

肩の筋肉のこわばりを取り、肩甲骨の可動域を増す逆英雄ポーズ

途中までは英雄のポーズと一緒ですが、後半から身体をそらして肩甲骨を中心にほぐします。
背骨周りの筋肉もほぐれるので、リラックスにもぴったりですよ。

動画を見ながらご一緒に

【やり方】

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①マットの前方で横向きに立つ。

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②左足を大きく横に一歩出す。

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③右足を外側へ90度回し、左足は内側に45度回す。骨盤は身体の正面に向けたままにする。両足には均等に体重を乗せておく。

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④両腕をまっすぐ上げて、頭上で両手を合わせる。

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⑤股関節を開きながら右膝を90度に曲げる。両足踏み込んで軸を真ん中にキープする。

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⑥肩が上がらないように、両手を水平に広げる。顔は曲げた膝側の指先を見つめる。

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⑦姿勢を維持したまま、右手を返して手のひらを上に向け、左手を左腿の外側付け根に置く。

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⑧右手を大きく回すように上に上げて、右の体側の伸びと背中のほぐれを感じる。視線は上へ。そのまま5呼吸キープしたら元の姿勢に戻し、反対側も同様に行う。

上げた腕の付け根『肩甲骨』がしっかり動いているのを感じよう

腕を大きく上に回すことで、肩甲骨がよく動いているのを感じるはずです。肩甲骨は固まりやすく猫背の原因にもなるので、ここでしっかりほぐしておくと肩こりが楽になります。
足の踏み込みによって地味に下半身の筋肉も鍛えられるので、1回のポーズで何度も良い思いができますよ!

次回予告

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お待たせしました!
次回はより股関節の柔軟性を高めるポーズです。体幹もしっかりするので、美しいボディラインを目指せます。

■ダイエットヨガの過去記事はこちら

■相楽さんの過去の連載はこちら

著者プロフィール

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■相楽のりこ(さがら のりこ)
タレント業を経てヨガインストラクターへ。現在は渋谷区千駄ヶ谷に『TODAY SAGARA YOGA STUDIO』をオープン。初心者でも楽しめるメソッドには定評があり、ヨガのリフレッシュ効果やパフォーマンスアップ効果を多くの人に伝えている。

(取材・文/KenCoM編集部 写真/水野昭子)

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