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2019.02.08

ハーブティーで風邪対策!はじめてみよう、食養生【フィトテラピーの基本 vol.1】

KenCoM公式:メディカル フィトテラピスト・南上夕佳

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ちょっとのどが痛くて、風邪になりそうかもというときや、疲れたからお風呂でいつもよりリラックスしたい!というときがありますよね。
そんなとき、自然の植物の力を使って、人間が持っている自然治癒力を高め、病気の予防やケアをする。
いわゆる日本でいう“おばあちゃんの知恵”のようなものがフィトテラピーです。
フィトテラピー(植物療法)とは、ヨーロッパでは医療現場でも使われている伝統療法で、その中にはアロマテラピーも含んでいます。
そこで、プチ不調に対して、簡単にケアできる方法をメディカル フィトテラピストの南上夕佳さんに教えていただく連載がスタート!
日々の生活に活用して、毎日を健やかにすごしましょう。

今回のテーマ「風邪・インフルエンザ対策」

はじめまして。メディカル フィトテラピストの南上です。
まだまだ寒い日が続き、風邪やインフルエンザが猛威をふるっていますね。
今回は、風邪やインフルエンザに負けない身体づくりに向けて使えるフィトテラピーの方法をご紹介します。

風邪対策に頼れる飲み物3選

・梅醤番茶(うめしょうばんちゃ)

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梅、醤油、番茶、しょうがで、簡単に作れるのが梅醤番茶(うめしょうばんちゃ)です。
梅醤番茶に含まれる梅はアルカリ食品で、酸性に偏りがちな身体のpH値のバランスを整えてくれます。
しょうがの辛味成分であるショウガオールによる温め効果と、番茶のカテキンによる抗菌作用で風邪予防に最適のエナジードリンクです。
番茶は緑茶よりカフェインが少ないので、小さなお子さんも飲むことができますよ。

材料(1人分)

A
梅干し 1個
醤油 小さじ1〜2
しょうがのしぼり汁 お好み

番茶茶葉 お好み
水 150cc

※醤油の濃さはお好みで調整してください

作り方

1:湯を沸かし、番茶をつくる。
2:耐熱性のあるマグカップなどにAの材料を全て入れ、梅干しをつぶして、かき混ぜながら番茶を注ぎ入れる。
3:材料が混ざりあったら、できあがり。

・葛湯

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日本では昔からなじみのある葛湯も風邪予防にはぴったり。
葛はイソフラボンなどのフラボノイドが豊富で、からだを温める作用があります。
本葛粉にすこし甘みをつけて飲むのがおすすめ。
今はでんぷんからできた葛湯も存在するので、必ず本葛を使用しているものを選びましょう。

・エルダーフラワー

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エルダーフラワーは、フラボノイドが豊富に含まれ、発汗・利尿作用に優れていて、毒素を排出しやすくします。
風邪やインフルエンザの初期症状やのどの痛み、悪寒がするときにエルダーフラワーの熱めのハーブティーを飲むと良いと言われています。

また、エルダーフラワーのハーブコーディアルもおすすめです。
ハーブコーディアルとは、イギリスでは昔から家庭でよく飲まれている伝統的な飲み物。
シロップにハーブや果物を漬け込んでいるものをハーブコーディアルと呼び、それを自分の好みに応じて、炭酸水や水、お湯、ハーブティーで割ることで手軽に飲むことができます。
最近は、ハーブコーディアルも手に入りやすくなったので気になる方は探してみてくださいね。

寒い冬もあと少し!健康的な毎日をすごしましょう

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東洋と西洋の植物についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
身近ですでに普段から取りいれられているもの、懐かしいもの。
逆に、はじめて聞いたハーブの名前もあったのではないでしょうか。
次回は、花粉症対策のケアについてお届けします!

※フィトテラピーやアロマテラピーは医療行為ではありません。疾病を治す目的でのご利用はお控えください。

著者プロフィール

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南上夕佳(なんじょう ゆか)
AMPP マスターフィトテラピスト、ルボア フィトテラピースクール副代表
体調を崩したことをきっかけに、中目黒にある本場フランスのフィトテラピーが学べるルボア フィトテラピースクールの門を叩く。現在は、スクールでレッスンを担当しながら数々の企業とコラボレーションし、セミナーやカウンセリングを行う。フィトテラピー発想のコスメブランド“アンティームオーガニック”ではブランドインストラクターも務める。著書に「自然ぐすり生活」(ワニブックス)。

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