2019.02.09
【鍋で時短】ピーラー大根と豚肉のべっこう鍋【身体が変わる10分レシピ#75】
冬に甘みが増す大根。ピーラーで薄く切ることによりふんわりした食感が加わり、たまらなく美味しいべっこう色の鍋になります。大根のうまみも溶けだしやすく、美味しいスープができますよ。
【材料】(2人分)
豚薄切り肉(ロースかバラ) 200~300g
ほうれん草 3株程度
大根 6~8cm程度(200g程度)
水 1L
A
しょうゆ 大さじ3
砂糖 大さじ2
酒 大さじ1
にんにく(すりおろし) 小さじ1
塩 小さじ1
【作り方】
1:大根は皮をむいて、ピーラーで細長く切っていく。 ほうれん草は根元を切り落としてから土のついている部分を良く洗い、3cm幅程度に切る。
2:鍋に水とAの調味料と大根を入れて強火にかけ、煮立ったら中火にしてほうれん草を入れる。
3:ほうれん草がしんなりしてきたら、豚肉を広げながら入れる。
4:豚肉の色が変わる程度に煮えたら火を止め、それぞれの器に盛り付ける。(卓上コンロで加熱しながら、豚肉をしゃぶしゃぶして食べてもよい)
※お好みで、豆腐やうどん、しいたけ、お好みの野菜などを追加して入れても美味しいですよ。
身体にうれしい豆知識
大根には、アミラーゼなどの消化酵素が多く含まれており、消化を助けるとともに整腸作用があります。ただし50度以上の過熱で失われてしまうので、身体のためには大根おろしをトッピングして食べるのもおすすめです。また、ある程度のビタミンCも含まれており、こちらは水溶性なのでスープまで飲み干すときちんと摂取できます。
また、ほうれん草は免疫力をアップしてくれるβカロテンが豊富な上に、カルシウムやマグネシウムなども同時に摂れるので、風邪の流行るこの時期に積極的に摂りたい食材です。さらに疲労回復効果のあるビタミンB1が豊富な豚肉をプラスすれば、たった3つの食材だけで栄養たっぷりの鍋が完成します。
お財布にも身体にも優しいお鍋で、寒い冬を乗り切りましょう!
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著者プロフィール
■りんひろこ
料理研究家、フードコーディネーター。京都で学んだ懐石料理や、アーユルヴェーダや薬膳などの東洋の食養生の考えをもとにした美味しく簡単にできる料理を、TVや雑誌などで提案。著書に『作りおきで毎日おいしい! NYスタイルのジャーサラダレシピ』『ジャースチームレシピ』(世界文化社)がある。