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2019.01.16

健康法で身体が冷える?医師直伝「温活のススメ」#3

KenCoM公式:ライター森下千佳

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女性の間で今や常識となっている健康・美容法、実は温活的に間違っているかもしれません!
よくある間違いや、読者の皆さんの細かな質問に、石原新菜先生に答えていただきました。
冷えを徹底撃退!「温活のススメ」最終章です。

逆に体を冷やしています! 今すぐSTOP間違いだらけの健康法

①水を毎日2リットル飲む

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日々の診察で「健康と美容のために、1日最低2リットルの水を飲むようにしています」と語る患者さんが本当にたくさんいて驚きます。私はその度に「だから冷えるし、体調不良を起こすんです!」と答えているんです。水分を取るのはいいことですが、身体のことを考えずに量の面だけ一人歩きしているのが心配です。

モデルさん達が2リットル飲むのは、朝晩お風呂に入って、ジムに行って、ウォーキングして……、と十分に汗を出しているからです。ほとんどの方のように、汗を出さないのにもかかわらず、水を大量に飲んでいたら体に溜まります。それが、むくみや冷えの原因になっています。

ーーでは、どのくらい水を飲めば良いのでしょう?

「喉が渇いたら水を飲む」、そんなふうに本能に従って行動するのがベストです。喉の渇きは人間の動物としての本能が「水分量が足りないよ!」と教えてるサインだからです。私たちの身体はちゃんと取るべき水の適量を知っています。

②白湯を飲む

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冷えが出やすい方はこれも控えたほうがいいでしょう。一瞬身体が温まりますが、結局は水となり身体を冷やします。もし朝水分を取るのなら、生姜を入れるとか、シナモンを入れてスパイス白湯にするのはどうでしょう。

私が最もオススメする飲み物は生姜紅茶です。紅茶は利尿作用が高いだけでなく、赤い色素のテアフラビンはスーパーカテキンと言われていて、殺菌作用が強くインフルエンザウィルスの感染力も弱めると言われています。
また、生姜の成分のジンゲロンとショウガオールが血管を広げ、血行を促進します。特に乾燥しているパウダータイプは身体を温めるので、生姜パウダーの小瓶を常に持ち歩いて、色々な食べ物や飲み物にちょい足しするのはとても良い習慣だと思います。

③グリーンスムージーを飲む

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スムージーは、バナナや、パイナップルなどのフルーツや小松菜やケールなどの葉っぱの野菜など、
南方の食材で作っていますよね。栄養素的には良いかもしれないですが、陰性 × 陰性の組み合わせは漢方の考え方でいうと身体を冷やす飲み物です。どうしてもスムージーやジュースなどを飲みたい場合は、りんご、人参、イチゴ、ブルーベリーなど陽性食品で作られたものを選んでください。

日常で活かすにはどうしたらいい?冷え性お悩み相談!

Q:使い捨てカイロは、冷え性改善には効果的でしょうか?

とても良いと思います。お腹や、腰、肩甲骨の間など、血管が集まっているところに貼っておくと全身が温まります。
仕事上タイツが履けないなどという方は、「腹巻とセットで使い捨てカイロを着用し、カバンの中にひざ掛けを常備」を冬の定番スタイルにしてください。

Q:朝シャワーは良いですか?

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夜は湯船に入って欲しいですが、加えて朝シャワーするのは良いことです。
朝45度ぐらいの熱めのシャワーを浴びると、交感神経を刺激してシャキッとします。首元を温めると血流も温まるので、体温を高める一助にもなります。
特に、首や肩甲骨のあたりには「褐色脂肪細胞」があって、温水で刺激することで脂肪細胞を燃やしてくれる可能性が高まります。
エネルギーを燃やし代謝がぐんと上がり、元気が出るし、血行も良くなるんですよ!朝のシャワーはすごくオススメです!

Q:おやつもできれば温活したい。コンビニで選ぶべきスイーツはありますか?

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チョコレートはオススメです。チョコレートに含まれる、カカオポリフェノールが血行を促進します。同じ理由で、ホットココアも良いですね。それから、あんこの入った和菓子も良いです。小豆ポリフェノールが豊富ですし、温める食べ物です。黒砂糖のかりんとうも良いですね。
ドライフルーツは南方系の食べ物だけれど、水分がなくなっているので体を温めます。くるみなどのナッツと合わせて摂るのもオススメです。

避けて欲しいのは、ショートケーキなどの白くてフワフワした食べ物。東洋医学の考え方で見ると身体を冷やす食べ物の代表格です。ケーキが食べたけばイチゴやナッツのタルトを選ぶと良いでしょう。

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Q:ダイエットのためにランチをサラダボウルにしていますが痩せません。間違っていますか?

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生野菜ばかり食べていると、身体が冷えて脂肪を燃焼しにくくなると言われています。また、サラダに使われる野菜は陰性食材のことが多いのも東洋医学的には気になります。
身体を温めつつ効率よく行いたいなら、魚などのタンパク質を追加するかスープなど温かいものと組み合わせるといいでしょう。

Q:カフェやバーで注文するなら、何が良いですか?

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コーヒーは身体を冷やすので、飲むのであればシナモンパウダーをかけましょう!
スパイスのたっぷり入ったチャイティーや、ココアはおすすめです。

夏は、どうしても一杯目にビールが飲みたくなりますよね?(笑)
その場合は2杯目は赤ワインにするなど、温める飲み物と組み合わせると良いと思います。赤ワイン、日本酒、焼酎(芋)、紹興酒、梅酒は身体を温める飲み物です。

諦めずしっかり対策して冷え知らずに!

3回にわたってお送りした「冷え性」特集。「冷えは毎年のことだから」と油断せず、状態が重くならないうちに、できることから是非取り入れてみてください。
冷えは万病の元。「温活を止めるな!」

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石原新菜(いしはら・にいな)先生

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イシハラクリニック副院長。小学校は2年生までスイスで過ごし、その後、高校卒業まで静岡県伊東市で育つ。2000年4月帝京大学医学部に入学。2006年3月卒業、同大学病院で2年間の研修医を経て、現在父、石原結實のクリニックで主に漢方医学、自然療法、食事療法により、種々の病気の治療にあたっている。クリニックでの診察の他、講演、テレビ、ラジオ、執筆活動と幅広く活躍中。

著者プロフィール

■森下千佳(もりした・ちか)
お茶の水女子大学理学部卒。2000年に東海テレビ放送に入社し、主に報道記者として事件、事故を取材制作。女性ならではの目線で取材先の言葉や見過ごされがちな出来事を引き出す事を得意とする。2009年に家族の転勤で、ニューヨークに渡り4年間移住。当時日本ではなかなか手に入らなかったオーガニックのベビー商品、コスメなどを日本に届けるベンチャー起業を立ち上げに関わる。2013年帰国し翌年に女児を出産。2016年より子宮頸がん検診の啓発活動と健康教育を手掛ける一般社団法人の理事を務める。2019年よりフリーのエディターとして、主に女性と子供の健康、子育てに関する取材、発信している。

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