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2018.12.19

疲れが溜まったときに!ミネラルたっぷり「あじのゴマだれ漬け丼」【男の和ごはん・丼物編#30】

KenCoM公式:管理栄養士・圓尾和紀

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年末が近づくとにわかに身の回りが慌ただしくなってきます。今年中に片付けないことが山積みで疲れも溜まりやすいですよね。

そんな時こそしっかりと栄養補給して疲労回復を目指しましょう。今回は体が疲れているときにおすすめな「あじのゴマだれ漬け丼」レシピをご紹介します。

あじのごまだれ丼 約320kcal

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【材料】(2人分)

・ごはん 2膳分
[A] 酢 大さじ1
[A] 砂糖 小さじ1弱
[A] 塩 小さじ1/3
[A] 白いりごま 小さじ1
・あじ(刺身用) 100g
[B] ねりごま 小さじ2
[B] 出汁 大さじ1
[B] 醤油、みりん 各小さじ2
・青ねぎ 1本
・みょうが 1本
・青じそ 4枚
・すだち 1/2コ

【下準備】

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①熱々のごはんに[A] を振ってしゃもじで切るように混ぜ、うちわであおいで冷ます。

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②青ねぎは小口切り、みょうがは縦1/2に切ってから小口切り、青じそは千切りにし、水に3分さらして水気を切る。すだちはくし切りにする。

【作り方】

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1、[B] を混ぜ合わせ、あじを浸して10分ほど漬ける。
2、丼に①を盛り、1と②をのせ、すだちを添える。

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普通の炊いたままのごはんでも作れますが、ちょっとひと手間かけて酢飯を作って合わせると、さっぱりしてより美味しく食べられますよ。
薬味をたっぷり乗せていただきましょう。

今週の豆知識:体の中で300種類以上の代謝酵素の働きを助けるマグネシウム

普段あまり意識しないかもしれませんが、ミネラルの一種であるマグネシウムという栄養素は代謝に必要不可欠な成分です。代謝には代謝酵素というものの働きが必要で、マグネシウムは実に300種類以上の代謝酵素の働きに関わっていることが分かっています。

しかし、現代人はこのマグネシウムが不足しがち。今回のレシピで使用するあじとごまは、マグネシウムがたっぷり含まれていますよ。また、酢飯に使うお酢にも疲労回復効果のあるクエン酸が入っており、疲労回復にも一役買ってくれます。

年末は、何かと疲れがたまる時期です。しっかり休んで食べるものにも少し気をつけてみましょう。

▼過去のレシピはこちら!

著者プロフィール

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■圓尾和紀(まるお かずき)
“日本人の身体に合った食事を提案する”フリーランスの管理栄養士。日本の伝統食の良さを現代の生活に活かす「和ごはん」の考え方を伝えている。『一日の終わりに地味だけど「ほっとする」食べ方』がワニブックスより発売中。

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