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2018.12.19

ストレスも疲れも吹き飛ぶ!簡単アロマバスのはじめ方

KenCoM公式:ライター・石松アミ

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一年でもっとも忙しい師走がやってきました。
仕事はもちろん、忘年会やクリスマス、帰省や新年行事の準備など、とにかく目が回るような忙しさ。
そんな12月後半を元気に乗り切るために、アロマセラピーを活用した効果的な入浴法を星薬科大学の塩田先生がレクチャーしてくれました。
有意義なバスタイムで1日の疲れをしっかり取り、明日への活力につなげましょう!

バスタイムで心も身体も疲労回復!

天然塩+精油でできるアロマバス

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精油は水に溶けにくく、原液が直接肌に触れると皮膚トラブルの原因になることもあります。
安全に使用するため、水と精油が混ざるように乳化剤を使いましょう。乳化剤は、天然塩が手に入れやすくておすすめです。
精油が湯に溶ければよいので、乳化剤の量は目安で良いでしょう。
だいたい大さじ1杯ほどの天然塩に精油を1~3滴、精油の効果を高めるためにブレンドするときは2~3種類を1滴ずつ垂らしたものを湯に溶かします。

※天然塩…加工や添加がされていない塩のこと。自然塩とも呼ばれ、天日塩、岩塩、湖塩の3種類がある

効果的な「全身浴」「手浴」「足浴」

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湯船にゆっくり浸かる全身浴は、新陳代謝を高めて身体の疲労を回復させるほか、発汗とともに老廃物の排出もうながします。
リラックス効果を高めるには、副交感神経が優位になる38〜40℃程度のぬるめの湯がベスト。そこに精油を混ぜた天然塩を入れ、よくかき混ぜます。
就寝前にアロマバスに入ると、ぐっすり眠れますよ。

手浴は、洗面器などに40℃くらいの湯と、精油を混ぜた天然塩を入れてかき混ぜ、手首まで浸します。
水蒸気に含まれた芳香物質を鼻から吸引しやすいので、短時間でも効果的です。

くるぶしの上まで浸かる足浴は、40~42℃の熱めの湯で行います。これだけで全身浴と同じくらい身体が温まり、冷え性の予防や足のむくみ軽減にも有効です。

症状別に精油を使いわけるアロマバス

ストレス緩和なら、真正ラベンダーやユーカリ

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「万能精油」と言われる真正ラベンダー(トゥルーラベンダー)ですが、もっとも知られるのはリラックス効果。鎮静作用を持つ成分が、ストレスによる緊張や不安をやわらげ、心身を安定した状態に整えます。
そのほか、森林浴のような清涼感ある香りが特徴のユーカリは、リラックス効果に加え、抗ウイルス作用もあるので、これからの冬場に最適です。

レモンやオレンジの精油で冷え性対策

レモンやオレンジ、グレープフルーツなど、柑橘系の精油に含まれるリモネンという成分には、自律神経を活性化させて血流を上げ、身体を温める効果が期待できます。
すっきりとした爽やかな香りで使いやすく、アロマ初心者や男性にもおすすめです。

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★12月「冬のリラックス」特集プレゼント対象
シトラス バスミルク 200mL ¥2,800/ヴェレダ・ジャパン(ヴェレダ・ジャパンお客様相談室 フリーダイヤル:0120-070-601)
イタリアのバイオダイナミック有機栽培で育てれらたレモンの果皮油を中心に、数種の柑橘系エッセンシャルオイルを配合。リモネンが身体を温めつつ、爽やかな香りで気分転換にも最適です。

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ソープトピア エッセンシャルオイル MI 10mL ¥4,300/ソープトピア新宿フラッグス店(ソープトピア新宿フラッグス店 :03-5315-4574)
カリフォルニア生まれのメディカルグレードの精油。グレープフルーツレッドやレモングラスのほか、発汗作用が期待できるカルダモンやカモミールローマンなど、8種類もの精油をブレンド。

水虫の予防にはティートゥリー

「水虫は男性がなるもの」と思いがちですが、蒸れやすいブーツやきついパンプスなどの影響で、女性でも水虫になる人が増えています。
水虫対策には、高い抗菌作用を持つティートゥリーの精油で足湯をするのがおすすめ。一度水虫になると自然に完治することは難しく、ほかの人に感染させる恐れもあるため、早めの予防が大切です。

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★12月「冬のリラックス」特集プレゼント対象
有機ティートゥリー精油 3mL ¥900/生活の木(生活の木フリーダイヤル:0120-175082)
生活の木のパートナーファームで有機栽培されたティートゥリーから蒸留し、充填・加工までを自社工場で行ったオーガニック基準を満たした精油。やや鋭さを持つ清涼感のある香り。少量サイズは、アロマ初心者や試し使いしたい人にも嬉しい。

コリや疲労にはラベンダー、ローズマリー、ユーカリ

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運動後や労働後の筋肉のコリや疲労感には、鎮静作用のあるラベンダーのほか、新陳代謝を上げるローズマリーやユーカリも効果的です。
身体のめぐりを良くし、体内に溜まった毒素や疲労物質を排出しやすくすることで、筋肉のコリやハリの緩和、素早い疲労回復が望めます。

アロマバスでパワーチャージしよう!

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日本でも古くから、香りがもたらすリラックス効果を利用した入浴法が人気でした。
例えば「ヒノキ風呂に入ると癒される」という人は多いと思います。実際にヒノキに含まれる成分には鎮静作用や抗菌作用が認められており、人々はその効果を経験的に理解していたのかもしれません。

寒さで心も身体もこわばりがちになる、これからの季節。アロマセラピーを使った入浴法で身体を芯から温めて、暖かい冬を過ごしてくださいね。

【禁忌】

・いくつかの精油は、特定の薬物の効果を変えることがあります
・妊娠あるいは、授乳中は使用しない方が良い精油があります
・精油は強力なため、保管には注意が必要で、子供や思考力が衰えている人からは手が届かないよう留意してください

※商品の価格はすべて税抜きです
※アロマセラピーは医療行為ではありません。症状に改善がみられない場合は病院へ相談しましょう

監修者プロフィール

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塩田清二(しおた・せいじ)先生
星薬科大学 生命科学先導研究センター ペプチド創薬研究室 特任教授、中国ハルピン医科大学客員教授。
1974年に早稲田大学教育学部生物学研究科卒業後、新潟大学大学院理学研究科修士課程修了、昭和大学医学部第一解剖学講座にて医学博士号取得。米国チューレン大学客員教授などを経て、現職に至る。日本アロマセラピー学会前理事長、日本統合医療学会副理事長、日本糖尿病・肥満動物学会常務理事などをつとめる。専門は神経ペプチドを中心とした神経科学。

著者プロフィール

■石松アミ(いしまつ・あみ)
大学在学時からライターをはじめ、女性誌や美容専門誌を中心に執筆。15年以上のキャリアを持ち、雑誌・ムック・広告・ウェブ媒体など幅広く活躍中。また、アメリカへの留学経験を活かし、国内外のアンダーグラウンドカルチャーについての執筆・翻訳も手がける。第一子をアーユルヴェーダや鍼灸、漢方医療などを取り入れた助産院で出産したことをきっかけに、代替医療に興味を持つようになる。

(取材・文/石松アミ)

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