2018.11.23
背中のラインを美しく!大臀筋までしっかり伸ばす猫+鳩の前屈ポーズ【ダイエットヨガ#4】
ポーズをとることで硬くなった身体を柔らかくして代謝を上げたり、弱ってきた筋肉を鍛えたりできるヨガ。
その中でもダイエットに向いていると考えられているポーズを紹介します。
今回は股関節周りを柔らかくしつつ、ヒップも鍛えられますよ!
股関節の柔軟性を鍛える猫+鳩の前屈ポーズ
今回は硬くなりがちな股関節を柔らかくするものを組み合わせて紹介します。
特に鳩の前屈のポーズは、体重を使って股関節を伸ばすので、気持ち良さを感じられますよ。
【やり方】
①肩の真下に手、お尻の真下に膝が来るように四つん這いになる。膝は閉じておくこと。
②息を大きく吸ったら、吐く息に合わせて肩甲骨の間を天井方向へ引き上げていく。
③息を吸いながら胸を正面に開く。胸を前に開いた際、顔も正面に向けて肩と耳の位置を遠く離すように意識する。
④吐く息に合わせて肩甲骨の間を天井方向へ引き上げながら、右膝を胸へ引き寄せる。
⑤息を吸いながら胸を正面に開き、右足を後方へ蹴り出す。骨盤は床と平行を維持し、足は上にいかないようにする。これを3度繰り返す。
⑥吐く息とともに肩甲骨の間を天井方向へ引き上げながら、右膝を胸へ引き寄せてかかとを内側に入れる。
⑦右膝を床につけて腰を落とし、左足は後ろに引いていく。
※この際、身体が辛かったらかかとをお尻の下に入れると楽になる。
※逆に楽すぎるなら、身体からかかとを離していくと負荷が上がる。
⑧両肘をつけて右のお尻の筋肉が伸びているのを感じる。骨盤が傾かないよう、正面のままを維持する。そのまま3〜5呼吸キープしたら反対の足も同様に行う。
動画を見ながらご一緒に
縦横、どちらの開脚にも必要な柔軟性を養う
お尻の筋肉が緊張していると腰が重だるく感じるそうです。このポーズでしっかりとほぐしておきましょう。
また、股関節が柔らかくなると、縦横の開脚がしやすくなるほか、歩く際に1歩のストロークが伸びて、運動量が自然に上がりますよ。
次回予告
次回は腰に気持ちいいラクダのポーズです。
ぐぐっと腰を伸ばすと本当に気持ちいいですし、腰痛対策にもなります。もちろん、可動域が広がると運動も楽しくなります。
お楽しみに!
■ダイエットヨガの過去記事はこちら
■相楽さんの過去の連載はこちら
著者プロフィール
■相楽のりこ(さがら のりこ)
タレント業を経てヨガインストラクターへ。現在は渋谷区千駄ヶ谷に『TODAY SAGARA YOGA STUDIO』をオープン。初心者でも楽しめるメソッドには定評があり、ヨガのリフレッシュ効果やパフォーマンスアップ効果を多くの人に伝えている。
(取材・文/KenCoM編集部 写真/水野昭子)