2018.10.24
アンチエイジング効果もあり!?「なすの甘酢炒め丼」【男の和ごはん・丼物編#22】
「秋なす」という言葉があるぐらい、秋のなすは美味しいもの。ただ焼いて醤油をたらしただけでも美味しいですよね。
今回は、そんななすがたっぷり食べられる上に簡単に作れるヘルシー丼をご紹介します。
なすの紫色にはポリフェノールがたっぷり!
なすには食物繊維、各種ビタミン、ミネラルがまんべんなく含まれています。特徴的なのはあの紫色を作っている成分で、その名も「ナスニン」と言うポリフェノールの一種です。
また、アクの成分であるクロロゲン酸という成分も含んでおり、この2つの成分は身体を老化させる活性酸素による過酸化脂質の生成を抑えることがわかっています。
あの紫色こそがなすの持つ健康効果の源なのですね。
なすの甘酢炒め丼:460kcal
【材料】(2人分)
・なす 2本
・温泉卵 2個
・青ねぎ 3本
・ごま油 大さじ1と1/2
[A] 黒酢 大さじ1
[A] 醤油 大さじ2
[A] みりん 大さじ2
[A] 砂糖 大さじ1
[A] おろし生姜 小さじ2
・七味唐辛子 適宜
・ごはん 2膳分
【作り方】調理時間:約10分
1:なすはヘタを落として縦半分に切った後、1センチ幅の斜めに切って水にさらす。青ねぎは小口切りにする。
2:フライパンにごま油を中火で熱し、水気を切ったなすを加えてしんなりするまで炒める。[A] を加え、全体に絡める。
3:丼にごはんを盛り、2を盛りつけ、温泉卵をのせる。ねぎと七味唐辛子をちらす。
なすは油を吸う性質があり、吸わせたほうが美味しくなるので油は少し多めです。しかし、なす自体がカロリーが低いため、全体のカロリーはしっかり抑えられます。
炒めて焼いて、揚げて煮て。
様々なアレンジができるなす。ぜひいろいろな料理になすを使ってみてくださいね。
▼過去のレシピはこちら!
著者プロフィール
■圓尾和紀(まるお かずき)
“日本人の身体に合った食事を提案する”フリーランスの管理栄養士。日本の伝統食の良さを現代の生活に活かす「和ごはん」の考え方を伝えている。『一日の終わりに地味だけど「ほっとする」食べ方』がワニブックスより発売中。