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2018.10.10

自然な甘さが美味しい! モチモチ食感の「さつまいもみたらしもち」【今日の時短ごはん Vol.88】

ウーマンエキサイト

こんにちは。料理研究家の越野美樹です。
女子が大好きな、芋・くり・かぼちゃの季節ですね。さつまいもも旬を迎えています。ふかし芋や焼き芋など、さつまいもをストレートに楽しめるおやつもいいですが、今日はさつまいもを使ってつくる簡単おやつをご紹介します。タレの材料をのぞけば、用意する食材は2つだけ。マッシュしたさつまいもとかたくり粉で作る「さつまいもみたらしもち」です。

ホクホクのお芋類とともに、モチモチの食感も子どもは大好きですね。今回ご紹介するのは、まるでお餅のような食感のさつまいもおやつ。こねて丸めてゆでるだけで、幸せおやつに大変身!スイートポテトのような甘みのある生地に、甘辛のみたらし風味のタレを合わせます。さつまいもにおしょうゆ味は意外にマッチして、秋のおやつにうってつけです。

「さつまいもみたらしもち」に使うマッシュさつまいもは、時間に余裕があればぜひ蒸し煮で作ってみてください。さつまいもはじっくり火を通すほど甘みが多くなることがわかっています。レンジでチンすると急激に温度が上がるので、甘みがあっさりに。かといって蒸し器を出すのはおっくう、という時には、鍋に少量の水を入れて蒸し煮するのが一番です。

●蒸し煮のやり方

1、薄切りにしたさつまいもを鍋に均等に入れ、底から1~2センチくらいの水を加え、沸騰するまで中火にかける。
2、フツフツしたらパラリと塩を振ってふたをし、15分ほど弱火にかける。
※焦げつきが心配なときは、途中で水気がなくなっていないか、チェックしてみてください。

今回はあらかじめマッシュしたさつまいもを使うので、あっという間に仕上がります。さつまいもを蒸し煮してマッシュしておけば、サラダ、コロッケ、ニョッキに、きんとん風のおやつや、プリンにとリメイクも自在ですよ。こねて丸める作業はお子さんも大好き、ぜひ一緒に作ってみてくださいね。

■さつまいもみたらしもち

調理時間 20分

レシピ制作:藤野料理教室にじ 越野美樹

参照元:https://erecipe.woman.excite.co.jp/article/E1534584878212/

レシピ制作:藤野料理教室にじ 越野美樹

<材料>作りやすい分量

マッシュさつまいも 1本分(200g)
かたくり粉 大さじ2

(みたらしダレ)
かたくり粉 大さじ1
水 大さじ5
しょうゆ 大さじ1
本みりん 大さじ1

<作り方>

1、ボウルにマッシュさつまいもとかたくり粉を入れてよく混ぜ、ひと口大に丸める。

2、鍋にたっぷりの湯(分量外)を沸騰させ、1を入れてゆでる。

3、浮き上がってきたらざるに上げる。

4、小鍋にかたくり粉と水を入れ、木べらで混ぜながら弱火にかける。ふつふつしてきたらしょうゆと本みりんを加えて、火を止める。

5、3に4をからめる。

米粉のお団子もいいですが、さつまいもの甘さが効いたお団子は子どもが飛びつくことと思います。見た目も味も素朴ですが、普段はこんな簡単で体に優しいおやつがホッとしますね。

■「さつまいもみたらしもち」のアレンジ例

●アレンジ例

「さつまいもみたらしもち」の生地をゆでたら、串にさしてグリルで焼きます。みたらしもちとはまた違う食感が味わえるので、たっぷり作ってアレンジも楽しんでみてください。さつまいももちを小判形に成形し、オイルを入れたフライパンで焼くのも、またおすすめです。

ほっこりさつまいもを使った日々のおやつ、身近な材料で作れるので、ぜひお子さんと一緒に「さつまいもみたらしもち」を作ってみてくださいね。
(越野 美樹)

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