2018.11.01
生産性を下げないアルコールとの付き合い方【ごきげんパフォーマンスアップ#5】
パフォーマンスアップトレーナーのサトウ未来です。肌寒い季節になってきて、お酒の美味しい時期になってきました。でも飲み過ぎはパフォーマンスアップの大敵です。
そこで今回は「生産性を下げないアルコールとの付き合い方」のお話をします。
お酒に飲まれないためのアルコール対策
お酒が好きで晩酌を楽しんでいる方も多いかもしれません。しかし基本的に適度な頻度に抑えることが重要です。
ただ、仕事のおつきあいで避けられないことも多いものです。そんな時、ある対策をしておけば、翌日に影響を残しにくくできます。
その秘密は水分コントロールです。もちろん連日飲んでいる場合には効果がありませんが、適度な頻度や量ならオススメです。
今回は飲酒前、飲酒中、飲酒後の3つのシーンで行いたい対策をご紹介します。
飲む前に行いたい対策
まず1つ目は、アルコールを飲む前の対策です。
胃が空っぽの状態でアルコールが入ると、吸収が早く、早めに酔ってしまいます。最低1杯でも水分を摂っておきましょう。
私の場合は主に「豆乳」をコンビニで買って飲みます。まだ議論段階ですが、豆乳や牛乳などに含まれるタンパク質はアルコールの分解を助ける効果が多少あると言われています。
「ただの水を飲むよりもある程度は効果があるかもしれない」、程度に期待して飲んでみるのもいいかもしれません。
飲んでる時に行いたい対策
飲んでいる最中には「チェイサー」を活用しましょう。
「チェイサー」と何か意味ありげに言ってますが、ただのお水のことです。
一般的にはウォッカなどの強いお酒を飲む際に合わせて飲む人が多いですが、私はワインや日本酒だけでなく、ビールでもチェイサーを飲みます。
こうすることで、物理的にアルコールの濃度を下げることができますし、分解したアルコールを尿の形で早めに体外に出せます。
この習慣があるだけで翌日のアルコールの残り方が全く違いますよ。
飲み終わったら行いたい対策
最後にとっておきの裏ワザを紹介します。それは飲み会後にスポーツドリンクを1本飲むことです。
飲み会後はお水などの水分を摂ってアルコールを薄めたいところです。しかし、大抵の場合、食事もしっかり食べていて、普通のお水では飲めないケースも多いもの。
そこで活用したいのがスポーツドリンクです。友人の医師に教えていただいた方法なのですが、吸収率の違いからお水は全然飲めなくてもスポーツドリンクなら飲むことができるそうです。
ただこの裏ワザには注意点が1つあります。もし寝る前に飲みすぎると、夜トイレに行きたくなるので、寝不足から翌日の生産性が下がってしまうかもしれません。
飲んでもペットボトル1本程度にしておきましょう。
お酒のお供は"水"と覚えておこう
二日酔いなど、アルコールによる生産性の低下は意外と深刻です。
今回の水分補給のコツで、少しでも生産性の高い朝を向かえるようにしましょう!
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著者プロフィール
■サトウ未来(さとう・みく)
パーソナルトレーナー、エステティシャン。企業に向けた、社員の肉体改善プログラム「カラダカエル」にて、意識変容・行動変容を促す新しいスタイルのプログラムを提供。自身が学生時代に激太りを改善した経験を元にした、無理のない指導に定評がある。現在も企業研修などを中心に活動中。
(文/サトウ未来 撮影/村上タケシ)