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2018.10.25

生産性を上げるオフィス散歩のススメ【ごきげんパフォーマンスアップ#4】

kencom公式:トレーナー・サトウ未来

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パフォーマンスアップトレーナーのサトウ未来です。運動不足を指摘されているものの、なかなか取り組めていない人は多いのではないでしょうか?
運動不足はパフォーマンスアップの観点でも重大な問題です。そこで今回は生産性を上げるオフィス散歩のお話をします。

外へ出る必要なし!オフィスで歩こう!

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最近「座りすぎが身体に悪い」といった内容の本や情報を目にしたことはありませんか?
様々な実験により、座りすぎは病気のリスク増大など、健康面に影響を与えることが分かってきているようです。では仕事の生産性を下げるという面ではどうでしょう?

5分の歩行が血流を取り戻すかも

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インディアナ大学で行われた実験(※1)では、20〜35歳の標準体型の男性に、3時間座った後で大腿動脈の機能を測定した結果、座る前の状態より50%も低下していました。
一概には言えませんが、大腿動脈の機能が50%も低下したら全身の血の流れも悪くなっているわけですから、もちろん健康にもよくありません。

さらに、同実験では重要なことがわかっています。なんと1時間に5分程度歩くことで、それ以外の時間は座っていても、大腿動脈の機能は低下しなかったのです。
たった5分の歩きで大丈夫なのかと安心した人も多いのではないでしょうか。なんならトイレに行ったり、少しオフィスをうろうろするだけで元の状態に戻すことはできそうです。
つまりやるべきは、お手軽な「オフィス散歩」ということになります。

歩く暇がないなら座ったままで"カーフレイズ"

ただし、問題なのは長時間の会議や打ち合わせで席を立てない場合です。
そんな時に運動を補う手段として、座ったまま「カーフレイズ(かかと上げ)」することをおすすめします。

カーフレイズのやり方

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①イスに座った状態で左右の足の間を拳1つ分空ける。

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②つま先をつけたまま、かかとを勢いよく引き上げる。

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③かかとがつかない位置まで下ろしたら、同様に引き上げる。これを10回繰り返す。

簡単な動きですが、これだけでかなり血流が流れる感覚を味わうことができると思います。
このカーフレイズで使うふくらはぎは「第2の心臓」と言われていて、下半身の血液を上に引き上げる仕事をしてくれる筋肉でもあります。鍛えることでスムーズな血流の手助けになりますよ。
ただし、机の高さには気をつけてくださいね。低い机だと膝がぶつかり、机の上の飲み物がひっくり返ってとんでもないことになるかもしれません。

オフィス散歩とカーフレイズで血流回復

今回のポイントは、仕事中に短時間でも動くことで、血の流れを良くすることができるということです。これがひいては生産性の向上につながってきます。
気分転換にもなりますから、ぜひ1時間に5分のオフィス散歩をしてみてくださいね。
そして長い会議中はカーフレイズで少しでも改善しておきましょう。血流が改善されて良いアイデアが浮かぶかもしれませんよ。

■過去の記事はこちらから!

著者プロフィール

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■サトウ未来(さとう・みく)
パーソナルトレーナー、エステティシャン。企業に向けた、社員の肉体改善プログラム「カラダカエル」にて、意識変容・行動変容を促す新しいスタイルのプログラムを提供。自身が学生時代に激太りを改善した経験を元にした、無理のない指導に定評がある。現在も企業研修などを中心に活動中。

参考文献

(文/サトウ未来 撮影/村上タケシ)