2018.09.07
歩いた後は疲れを流すクールダウン&栄養補給!
「歩くくらいで大げさな」と思うかもしれませんが、足の疲れや痛みを軽くしておくことは毎日の運動を快適に行うためには欠かせないことです。
といっても毎回マッサージなどを行うのは大変ですよね。
そこでトレーナーのサトウさんに簡単なクールダウンの仕方を伺いました。さらに、朝のウォーキング後にオススメの栄養補給法も紹介します。
意外に疲れているお尻を中心にクールダウン
歩いた後に特にこわばりやすいのがふくらはぎとお尻です。特にお尻は硬いままだと腰にも負担がかかり、腰痛の原因の一つにもなりかねません。
そこで、歩行後にはお尻をスッキリとさせるストレッチを行うようにしましょう。
このストレッチは、股関節の可動域を広げてくれるので、歩くときの歩幅も広げる効果もありますよ。
お尻のストレッチ
① 壁の横に立ち、片手を壁につける。
② 左足をあげて右膝の上にかける。
③ 右膝をゆっくり曲げていき、お尻の筋が伸びていくのを感じる。力を抜いて重力を使い、どんどんお尻が伸びていくのを感じよう。気持ちよく伸びたと感じたら逆の足も同様に行う。
朝ウォーキングをした後は卵かけご飯がおすすめ!
ウォーキングを運動として行う場合、社会人にとって比較的取り入れやすい時間帯が朝です。しかし朝運動をしてしまうと、疲れて朝ご飯を食べる元気がなくなってしまう人もいます。
そこでおすすめなのが、卵かけご飯です。
最大の利点はさらっとして食べやすいということです。疲れていても食べ始めると意外に完食できてしまうと思います。
さらに、ビタミンや炭水化物、タンパク質などの豊富な栄養素をしっかり摂れるという面もあります。足の疲労回復にもつながるので、しっかり食べましょう。
歩いた後こそしっかりケア&栄養補給
足に疲れがたまったままになると日々の歩きに影響が出るほか、仕事のパフォーマンスも下がってしまいがちです。
それでは、せっかくの歩きも楽しめませんよね。
ケアをしつつ、栄養補給もしっかり行っていきましょう!
前回の、歩く前のウォーミングアップ方法はこちら!
著者プロフィール
■サトウ未来(さとう・みく)
パーソナルトレーナー、エステティシャン。企業に向けた、社員の肉体改善プログラム「カラダコーチ」にて、意識変容・行動変容を促す新しいスタイルのプログラムを提供。自身が学生時代に激太りを改善した経験を元にした、無理のない指導に定評がある。現在も企業研修などを中心に活動中。
(取材・文/KenCoM編集部 撮影/村上タケシ)