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2018.09.11

歩きの効果を高める! 代謝アップの野菜と鶏肉のスープカレー

フードコーディネーター・長藤由理花

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ウォーキングなどの運動が楽しくなってくるこの季節。どうせ歩くのならば、その効果を高めたいですよね。それには食事も手段のひとつです。

ここでは、手軽に作れるのに本格なスープカレーをご紹介します。カレーライスと比べて糖質が低いのと、スパイスや代謝をあげてくれる野菜を選ぶことで脂肪が燃えるのをサポートしますので、ダイエットにもぴったりです。

代謝をあげる栄養素のビタミンB1が豊富で、高タンパクな鶏肉と野菜を使ったヘルシーな1品に仕上げました。早速作っていきましょう!

簡単!代謝アップ!鶏肉と野菜のスープカレー

材料【2人分】

★具材
手羽元 4羽
じゃがいも 1個
玉ねぎ 1個
にんじん 1/2本
レンコン お好み
茄子 お好み
かぼちゃ お好み
ピーマン 1個
バター(玉ねぎを炒める) 大さじ1
たまご 1つ
糸唐辛子 少々

★野菜ダシ
各野菜の皮や切れ端
セロリ 1本
水 300cc

A
水 400cc
カレールー 1かけ
カレー粉 大さじ1
コンソメ 1つ
塩コショウ 少々
おろしにんにく 大さじ1
おろし生姜 小さじ2
※あれば追加:バジル、ガラムマサラ、チリパウダー 各小さじ1

【作り方】

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1. 火の通りにくい食材を予熱するために、耐熱皿に鶏肉とじゃがいもにんじんを並べてレンジ(600wで6分)で温める。

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2. 野菜は食べやすい大きさに切っておく。また、ざく切りにしたセロリと野菜の皮や切れ端をフライパン炒めて焦げ目がついたら、水300ccを加えて煮たたせ、ざるでこす。これで野菜のダシがとれる。

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3. スライスした玉ねぎをバターで飴色になるまで炒め、2とAと1の材料を加えて約20分ほど煮込む。

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4. 2で切っておいた野菜を素揚げにする。

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5. 半熟たまごを作って乗せて糸唐辛子を乗せたら完成!

野菜の栄養素を閉じ込めるために今回は野菜からとった出汁をベースに作ってみました。食べるスープとしてもボリュームがありますのでこのままでもいいですし、ご飯にかけても美味しいですよ!

覚えておきたい!代謝をあげる食材はコレ!

代謝をあげる食材としてピックアップしたのは、どれもビタミンB1を豊富に含む食材です。しかし、ビタミンB1は水に溶けてしまうため効果を持続することが難しいと言われています。そこでとりたいのがにんにくです。にんにくに含まれるアリシンは、水溶性のビタミンB1を脂溶性に変えてくれるのです。そのため代謝のよい身体を作るには欠かせない食材と言えます。そのほかにも一緒にとりたい代謝アップ食材をご紹介します。

にんにく

代謝をあげて血流を促す。疲労回復にも効果的。

にんじん、じゃがいも

身体を温める効果もあるため冷えの解消にも◎。

玉ねぎ

硫化アリルが体内でビタミンB1を保持するアリシンに変化する。免疫力アップにも!

かぼちゃ

余分な塩分を排出したり、運動による筋肉のけいれんも防いでくれる。

鶏肉

低糖質で高タンパクなだけでなく、タンパク質の分解に必要なビタミンが豊富!

代謝アップカレーで「歩き」の効果をさらに高める

いかがでしたでしょうか?このスープカレーは、にんにくをはじめ、代謝を高めてくれる食材が一度に丸っととれますよ。美味しい食事をしながら「歩き」がもたらす効果を高めていば、身体も喜ぶはずです。ぜひ試してみてくださいね。

著者プロフィール

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■長藤由理花(ながふじ・ゆりか)
フードコーディネーター。大手企業の秘書を経験後、食の世界へ。都内飲食店で多国籍料理を学びながら、外国人観光客向けのメニュー開発やPRイベント等のオーダーケータリングを担当。また食育アドバイザーの資格を持ち、企業の社員食堂の監修や企業内保育園の調理経験も持つ。女性視点での健康を意識した料理が好評。今後は食イベントの企画やコラム執筆など幅広く活動予定。

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