メニュー

2018.07.28

身体の中心で糖をコントロール!消化もするぞ・膵臓【働く臓器#5】

KenCoM公式:漫画家・SoNo

記事画像

漫画「働く臓器」では、普段身近すぎて意識することが少ない、身体の中で働く臓器たちの仕事ぶりを紹介していきます。第5回は膵臓です。

膵臓は身体のほぼ中心にあるししゃもや笹かまぼこのような形をした臓器です。わずか60〜90gしかない小さな臓器ですが、その機能は食物の消化や糖のコントロールなど、私たちが生きて行く上で欠かせない機能をたくさん持っています。
糖尿病に関わる体内ホルモン「インスリン」を作っているのも実はここなのです。今回は、この小さな臓器の大きな機能を覗いてみましょう!

記事画像

記事画像

記事画像

記事画像

●■ちょい足し解説■●

記事画像

膵臓は、十二指腸を枕に、身体の右側から「膵頭部」、「膵体部」、「膵尾部」の3つに分かれており、中央には主膵管と呼ばれる管が通っています。この主膵管の中に膵液が流れ、ファーター乳頭を経て十二指腸に流れる仕組みになっています。
膵液は1日に平均1,500mlも作られ、食べ物を消化しています。
膵液に含まれる消化酵素には以下のものがあります。

・アミラーゼ:炭水化物を消化する
・トリプシン、キモトリプシン:タンパク質を消化する
・リパーゼ:脂質を消化する

膵臓のもうひとつの重要な機能が、内分泌機能です。膵臓の内分泌細胞は、0.1mm径の細胞群が島状に散財しています。これをランゲルハンス島といいます。このランゲルハンス島はα細胞、β細胞、δ細胞の3種類がほとんどを占めています。
この中のβ細胞はランゲルハンス島の75%を占め、血糖値を低下させるインスリンを分泌します。
血糖が血液によって全身の臓器に送られると、インスリンの働きで臓器は血糖をとり込み、エネルギーを利用や蓄積したり、タンパク質の合成や細胞の増殖を促したりします。
ちなみにアジア系の人はインスリンの分泌量が少ないため、軽度の肥満でも糖尿病になりやすい傾向があります。

▲●主な病気●▲

急性膵炎、慢性膵炎、糖尿病、膵臓がん

■他の漫画はこちらから

著者プロフィール

記事画像

■SoNo(その)
美味しいもの好きのイラストレーター・漫画家。小説・漫画・映画・ドラマなどエンタメ全般を対象に楽しみながら健康になるヒントを探っていきます。

この記事に関連するキーワード