2018.07.21
夏バテもダイエットもこれで!苦くないゴーヤとやみつきカツオの和風サラダ【身体が変わる10分レシピ#47】
今週は「夏バテ対策もできるダイエット料理」です。
今年の関東は梅雨明けが早く、暑い夏が長く続きそうなので、すでに夏バテ気味という方もいらっしゃるかもしれません。
一般に夏バテといわれているのは、体温調整を司る自律神経が夏場の度重なる温度変化や睡眠不足、ストレスなどにより疲弊してしまうことで起こる、食欲不振や体のだるさ、疲れのことをさします。
そんな方にお勧めしたいのがこのゴーヤサラダです。
ゴーヤには夏バテ時に不足しがちなビタミンCがたくさん含まれていますし、そのほかの栄養も豊富なのが特徴です。苦味も抑えているので、お子さんのいる家庭でも食べやすいはず。
早速作っていきましょう。
苦味をグッと抑えた食べやすい和風サラダ
使用するゴーヤはビタミンCを多く含む上に、そのビタミンCが熱で壊れにくいという特性がある食材。また、ゴーヤに含まれるモモルデシンには食欲を増進する働きがあり、夏バテにはぴったりです。血圧や血糖値、コレステロールを下げる効果もあるといわれていますので、生活習慣病が気になる方にもオススメです。
また、カツオやマグロなどの回遊魚にはイミダペプチドという疲労回復物質が含まれています。今回のサラダではツナ缶と鰹節で、ダブルにイミダペプチドを摂ることができます。
低カロリーで満足感も高いのでダイエットの際にも取り入れやすいですよ。
【材料】(1人分)
・ゴーヤ 1本
・塩 ふたつまみ(小さじ1/2程度)
・砂糖 ふたつまみ(小さじ1/2程度)
・ツナ(油漬けのもの) 1缶
・ポン酢 大さじ1
・かつおぶし 適量
【作り方】
1: ゴーヤは縦半分に切ってワタをスプーンで取り、2mm程度に切る。
塩と砂糖それぞれふたつまみをかけて揉み込む。
熱湯で30秒ほど茹でてざるにとってから水気を絞る。(苦みが多少残った方が好みの場合は、熱湯で茹でずに水気を絞るだけでよい)。
2: ボウルに1のゴーヤとツナ缶を汁ごと合わせて、ポン酢も加えよく混ぜ合わせる。
3: 最後に鰹節を好みの量かける。
週末の作り置きにもピッタリ!
このサラダは3〜4日は日持ちしますので、少し多めに作っておくと平日のおかずとして便利ですよ。
苦味を残しておくと、ビールにも合いますので、たまの晩酌のお供に使うのもいいでしょう。
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著者プロフィール
■りんひろこ
料理研究家、フードコーディネーター。京都で学んだ懐石料理や、アーユルヴェーダや薬膳などの東洋の食養生の考えをもとにした美味しく簡単にできる料理を、TVや雑誌などで提案。著書に『作りおきで毎日おいしい! NYスタイルのジャーサラダレシピ』『ジャースチームレシピ』(世界文化社)がある。